トランプ氏、TikTok買収でマスク氏を支持。政府との共同所有を提案
ByteDanceの米国事業売却命令後、新たな展開へ
トランプ米大統領が22日、イーロン・マスク氏によるTikTokの買収を支持する考えを示した。さらに、買収企業と米政府による50-50の共同所有という新たな構想も明らかにした。
この発言は、ホワイトハウスで開催されたAIインフラ整備に関する官民パートナーシップの発表イベントで飛び出した。同イベントには、OpenAIのサム・アルトマンCEOやソフトバンクの孫正義CEOも出席していた。
TikTokは先週末、中国ByteDanceに米国事業の売却を命じる法案が最高裁で支持されたことを受け、約12時間にわたってサービスが停止。これを受けてトランプ氏は執行猶予75日を認める大統領令を発出している。
買収候補として、マスク氏の他にオラクルの共同創業者ラリー・エリソン氏の名前も挙がっている。オラクルは既にTikTokのサーバーホスティングを担当している。
トランプ氏は当初TikTokの禁止を支持していたが、大統領選での若年層からの支持を得られたことで態度を一変。「TikTokのおかげで若者の票を獲得できた。TikTokには温かい思いを持っている」と述べている。
(Source: MacRumors)
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