「Bartender」、「OS X El Capitan」で一部機能が利用不可に
Macのセキュリティが向上することは素晴らしいことだが、様々なサードパーティ製アプリケーションが利用できなくなるのは非常に頂けない。
先日、「TotalFinder」と「TotalSpaces2」が次期OS Xバージョンで利用できなくなると伝えたが、メニューバーの項目をまとめてくれる「Bartender」も「OS X El Capitan」では一部の機能が利用できなくなると発表している!
やはり「System Integrity Protection」が原因
「TotalFinder」と「TotalSpaces2」の場合と同様に、やはり「System Integrity Protection」が搭載されることによって一部機能へのアクセスが制限される模様。
一部機能、と言うのはシステムに関する項目が該当する。Spotlightや通知センター、電池やWi-Fiの状況を表示するメニューバーアイコンは「OS X El Capitan」ではBartenderの中に入れることができなくなるそうだ。
As of OS X El Capitan beta 2, Bartender is no longer able to control system items (System items are Apple Menu Items such as Spotlight, Notification Center, Battery, WiFi, etc), this is due to the new System Integrity Protection added to OS X El Capitan, we are looking into what we can do, but currently Bartender in El Capitan cannot control system items unless System Integrity Protection is turned off (Something we would not recommend doing just to control System Items using Bartender).
解決方法としては「System Integrity Protection」を無効化する他無いが、Bartenderとしても「システム項目を表示するためだけに無効化することは推奨しない」とコメントしている。
安全と引き換えに不便になるのは少し複雑だ。今後は通常のシステム項目は表示したままにし、サードパーティ製アプリケーションのメニューバーアイコンのみBartenderに入れる、という使い分けになるかな……。
(via Appleちゃんねる)