Google Play、スタッフによる審査システムを導入を発表!年齢別レーティングも採用へ
もうApp Storeだけではない。今後はGoogle Playにもアプリの審査が必要になる!
本日からGoogleはGoogle Playにおいてスタッフによる審査システムと年齢別レーティングを導入することを発表した!
ユーザーを守るためのアプリ審査システム
これまでGoogle Playへのアプリ申請は審査が不要であることで有名だった。「App Storeは審査に時間が掛かるから、まずはGoogle Playから出そう」と言う事業判断もあり得る時代があったわけだ。
今後はどちらのアプリマーケットにおいても、世の中の人にダウンロードしてもらうためには事前審査の通過が条件となる。両プラットフォームでアプリを今後展開予定の人は要注意だ。
Googleは申請されたデベロッパーポリシーに従っているかを確認するチームを結成。スピード感を重要視していることから審査に数日間や数週間掛かるApp Storeとは異なり、数時間以内に審査が完了するとのこと。
We value the rapid innovation and iteration that is unique to Google Play, and will continue to help developers get their products to market within a matter of hours after submission, rather than days or weeks.
via Creating Better User Experiences on Google Play | Android Developers Blog
実は数ヶ月前から審査システムはテストされていたようだが、デベロッパーにほとんど気付かれなかったそうだ。
今後はデベロッパーポリシープログラムと公開ステータスは確認しておいた方が良さそうだ。
業界標準に合わせたレーティングシステム
アプリの事前審査を設けるだけではない。Google Playには年齢別レーティングシステムも導入される。そしてデベロッパーはやらなければならない作業があるので目を通しておいた方が良い。
今後、デベロッパーはアプリを引き続きGoogle Playに掲載するためにはデベロッパーコンソールにログインし、アプリごとのレーティングを決めるアンケートに答える必要がある。
面倒でも今すぐ取り掛かることをオススメする。というのも、アンケートをスルーした場合、アプリには「Unrated(レーティング無し)」と表示され、特定の地域やユーザーにアプリがブロックされる可能性がある。
5月以降、全ての新規アプリならびにアプリの新バージョンはレーティングのアンケートに答えた状態でなければGoogle Playに掲載できなくなる。
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(via 9To5Google)