「Pixel XL」のGeekbenchスコアが登場、iPhone 7の足元にも及ばず

Googleの最新スマートフォン「Pixel」と「Pixel XL」が正式に発表された。Nexusシリーズに代わって今後Googleのスマートフォンを引っ張っていく。

スペックを見る限りではハイスペックモデルではないことは明らかだったが、「Geekbench 4」によるベンチマークスコアを見ればその事実は一目瞭然。iPhone 7の足元にも及ばないどころか、シングルコアスコアに関しては「iPhone 6s」や「iPhone SE」を下回るプロセッサー性能であることが明らかになった。

実際の動作にどの程度の影響があるのかは不明

「Pixel XL」のスペックは決して悪くはない。クアッドコアプロセッサ「Snapdragon 821」を搭載し、2つのコアが2.15GHzで動作、残り2つが1.6GHzで動作している。RAMは4GB搭載されている。

「Pixel XL」のベンチマークスコアは以下の通り：

まだ端末そのものが発売前であるため、実際の端末よりもスコアが若干低い可能性もあることは事実だが、それにしても低い。参考にiPhone 7のベンチマークスコアは以下の通り：

「Geekbench 4」はデバイスのプロセッサー性能を測定するためのベンチマークツール。もちろん、これらのスコアが低いからと言って動作に必ずしも影響が無いとは言い切れないが、Androidスマートフォンの場合はベンチマークスコアと動作は比例する傾向にあるような印象がある。

プロセッサー性能が動作に影響があるかどうかは今後実機のハンズオン動画などで確認しましょう！

（via AppleInsider）