Google、Pixel 4a 5Gを正式発表　Pixel 5との違いは

Googleは10月1日、5Gに対応した最新スマートフォン「Pixel 4a 5G」を正式発表した。同時に発表されたPixel 5と共通する特徴が多いが、一部機能の搭載が見送られることで価格が抑えられている。今年8月に発表されたPixel 4aを大型化し5Gに対応したモデル、と言えそうだ。

ディスプレイは6.2インチ型の有機ELだが、最大90Hzリフレッシュレートの「スムーズディスプレイ」はサポートされていない。また通常の有機ELディスプレイを採用しており、コントラスト比は100,000:1以上とされている。Pixel 5は10倍高いコントラスト比を実現しており、明度や彩度の表現関してはPixel 5のほうが優れている。

バッテリー容量は3,885mAh。ワイヤレス充電およびバッテリーシェア機能は利用できない。ストレージ容量は同じ128GBだが、メモリはPixel 5が8GBあるのに対し、Pixel 4a 5Gは6GB。Pixel 4aと共通している。

プロセッサは、Pixel 5と同じQualcomm Snapdragon 765Gを採用。外向きカメラおよび内向きカメラは全く同じ仕様となっており、超広角レンズ、ナイトモードの背景ぼかし、ポートレートライト、高解像度の動画撮影、新しい手ブレ補正機能はすべて利用できる。

価格は60,500円（税込）。10月15日より日本で先行して発売する。米国、カナダ、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、台湾、オーストラリアの8カ国ででは11月以降に発売が予定されている。

Pixel 4a 5Gの仕様まとめ（概要）