Google、Pixel 6とPixel 6 Proを正式発表　自社製チップ「Tensor」搭載、今秋発売

Googleは8月3日、新型フラグシップスマートフォン「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」を正式発表した。自社開発チップ「Google Tensor」を内蔵し、「Google史上最もスマートで速い、かつカスタマイズにもこだわったスマートフォン」だという。今秋発売を予定している。

Here's a sneak peek at the newest Google Phones powered by Google Tensor – the brand new chip designed by Google, custom-made for Pixel.

Meet:
📱 #Pixel6
📱 #Pixel6 Pro

Both are coming later this year.

We’ll tell you a little about them in this 🧵 👇

(1/13) pic.twitter.com/SRhzvRA7WC

— Made By Google (@madebygoogle) 2021年8月2日

リークされたデザインと完全一致、Pixel 6 Proは望遠レンズ搭載

Pixel 6とPixel 6 Proのデザインは、リークされたレンダリング画像と完全に一致している。カラーバリエーションはそれぞれ3色展開。サイズ以外の見分け方は、カメラの上にあるスペースが広いほうがPixel 6 Proだという。

Pixel 6 Proは3つのカメラを搭載し、うち1つは光学4倍ズームに対応した望遠レンズ。Pixel 6には搭載されていない。Tensorにより、人工知能（AI）および機械学習（ML）に関する処理を端末内で行うことができ、カメラ性能が向上する。音声認識の精度も劇的に改善される。

Pixel 6シリーズはインタフェースが刷新され、カスタマイズ製に長けている。Android 12で導入される新しいデザイン言語「Material You」が色濃く反映されており、ウィジェットからメッセージ画面まで統一感がある。

端末の安全性も強化。「スマートフォン史上最もハードウェアセキュリティのレイヤーが多い」としているが、詳細は明らかにしていない。

Googleが、Pixel 6シリーズを正式発表した一連のツイートで明らかにした情報は以上。すでに”最終決定したスペック”とされる情報が流出しているが、端末ごとのディスプレイサイズ、望遠レンズ以外のカメラ仕様、バッテリー容量、RAMや内蔵ストレージなどの詳細は明らかにされていない。