当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

iOS 12:絶対に抑えておきたい新機能10選

Favories features of ios12 01

iOS 12」がついに正式にリリースされた!

今年は革新的な新機能の追加というよりはパフォーマンスの改善・改良が主となっているため、新しいiPhoneを買わなくても”新しいiPhone感”を味わうことができるところが魅力。

とは言え、やはりメジャーアップデートということもあり、「iOS 12」にはしっかりと新機能が用意されている。新機能をすべて知るためにリリースノートを上から下まで読んでも良いが、忙しい現代人にはそのような時間はないと思うので、本記事では数ある機能の中で絶対に抑えておきたい新機能を10個をピックアップ!参考にどうぞ!

「iOS 12」に対応するデバイス一覧

iOS 12に対応するデバイス
iPhone iPad iPod
iPhone 7 12.9インチiPad Pro(第2世代) iPod touch(第6世代)
iPhone 7 Plus 12.9インチiPad Pro(第1世代)
iPhone 6s 10.5インチiPad Pro
iPhone 6s Plus 9.7インチiPad Pro
iPhone 6 iPad Air 2
iPhone 6 Plus iPad Air
iPhone SE iPad(第5世代)
iPhone 5s iPad mini 4
iPad mini 3
iPad mini 2

1. グループ通知:ロック画面に平和を取り戻せ!

最も目にする機会が多いであろう、通知が改善された。まず、同じアプリの通知はこのようにグループ化することができるように。

大量のLINEやバズった時のTwitterで頭を抱えている人気者の皆さん、これからは通知でロック画面が埋まってカオス、という状況は少し改善されるはず!

不要な通知もその場で無効化したり、ロック画面に表示されないようにすることもできる。「管理」をタップして「目立たない形で配信」または「オフ」にすれば、ロック画面の平和を取り戻すことができる!

詳しい設定方法などは強化された通知機能の新機能まとめからどうぞ!

2. Siri:賢くなって”使える”ように

iOS 12」でhはSiriが目立つ部分と目立たない部分で進化した。

「ショートカット」アプリで操作のカスタマイズが可能に

まずは目立つ部分から。Siriを僕ら自身で思い通りに操れるようになった。

例えば、僕のiPhoneに「ゴリオープン」と問いかけるとgori.meが開くようになっている。ちなみに「iOS 12」になってもSiriの聞き取り能力は相変わらずイマイチなので、「ゴリミー」はなかなか聞き取れずに断念。

Open Gori

App Storeに公開されている「ショートカット」アプリを使えば、特定の言葉を呼びかけると「メッセージ」アプリで指定した家族に連絡をしたり、エアコンと電気を付けてBGMを流すことを一言で実行できたりするようになる。

もちろん、Siri使わずにウィジェットにボタンを追加したり、ホームボタンにアプリを追加することもできる。

対応アプリによってプロアクティブ性が向上

ただ、実は「iOS 12」のSiriの魅力はこのようにカスタマイズできるようになったことだけではない。というのも、大多数の人はこのようなカスタマイズをすることが面倒で設定さえもしないだろう。

iOS 12」のSiriは、以前よりもプロアクティブになった。これはつまりどういうことかと言うと、ユーザーの意向を先回りして情報を通知してくれる、ということ。

以前からもアプリのサジェストという形で用意されていたが、iOS 12」からはアプリ側が対応すれば、より幅広い操作をこなしてくれる。タップ数も大幅に減り、場合によっては連絡ミスやスケジュール忘れなども減るかもしれない。

例えば、カレンダーに登録してある予定に遅れていると、同じ予定に参加することが分かっている参加者にメッセージの送信や電話するなどのリコメンドが表示される。毎朝HomeKit対応の家電を操作しているのであれば、ロック画面にそのリコメンドが表示される。

アプリ側の対応が必要という点がネックではあるが、iPhone上の作業が効率化され、使いすぎ防止に繋がることも期待できそうだ。

3. スクリーンタイム:iPhoneの使用時間を可視化、使いすぎ防止へ

大多数の人はiPhoneを使いすぎている。待ち時間があるとすぐにiPhoneを見てしまう。他にすることがないのだから仕方ないかもしれないが、街中で待っているのであればもっとやることもあるかもしれない。人間観察とか?

Appleは「iOS 12」に「スクリーンタイム」というiPhoneの使いすぎ防止機能を追加した。

ウェアラブルの睡眠ログ機能で睡眠の質を可視化できるように、「スクリーンタイム」を見れば僕らが日々、どのアプリをどれぐらい使っているのかが一目瞭然。いかにTwitterとInstagramとLINEばかり見ているかに愕然とすると思う。

「スクリーンタイム」は使用時間の可視化機能だけではない。子どもがiPhoneやiPadを使いすぎるのを防止する機能も用意されている。予め指定した時間になると使えなくなるなどの設定をすることができる。

まだ我が家ではこのような機能を必要とする状況ではないが、将来的には重宝しそうだ。その頃には「スクリーンタイム」の機能自体ももっと進化してそうだけど。

4. おやすみモード:位置情報やカレンダーと連動可能に!

寝ている時や作業に集中している時、会議中で邪魔されたくない時に役立つ「おやすみモード」。「iOS 12」ではこの機能が改良され、カスタマイズ性が向上した。

例えば、新しく「おやすみモード」に追加された「ベッドタイム」機能を有効化すると画面が暗くなり、ロック画面に通知が表示されなくなる。寝る時に利用した場合、万が一夜中に起きてしまって習慣でiPhoneを手にとってしまっても、何も表示されないのでまた健やかな眠りにつくことができる。

個人的に一押しなのは、カレンダーとの連動機能。純正カレンダーに限定されるようだが、登録されている予定の最中に「おやすみモード」をコントロールセンター有効化しようとすると選択肢の中に「このイベントが終了するまで」が追加されている。

これをタップするとそのスケジュールが終わるまで「おやすみモード」が有効化されるのだ。

他にも位置情報に基づく「この場所から出発するまで」なども用意されている。「おやすみモード」を無効化し忘れて大事な連絡を見過ごしてしまった、ということが減るはず!

5. 計測アプリ:ARでリアルのものを計測可能に

定規を持ち歩いていたのは小中学生ぐらいまでだろうか。あの角ばったバトエンとドクグリ(ドクターグリップ)入れと貸していた筆箱に小さい定規が入っていた気がする。

2018年になると定規は不要だ。メジャーも不要。なぜなら「iOS 12」にある「計測」アプリを使えば、AR技術で長さを測定することができるからだ!

恐らく一度試して一瞬で飽きると思うが、必要な時にそのようなツールがiPhoneの中に入っていることを覚えておくべし!詳しい使い方は計測アプリの使い方からどうぞ!

6. 写真アプリ:「For You」や共有機能追加、検索機能が強化

iPhoneのカメラが進化すればするほど、撮影した写真を管理する「写真」アプリの進化も求められる。

iOS 12」の「写真」アプリには新たに「For You」タブや「共有提案」機能が追加されているが、正直なところ、これらは使う機会はほとんど無さそう。

最も役立ちそうなのは、検索機能。例えば「食事処」「渋谷区」という2つのキーワードで写真を絞る込むことが可能に。

ただし、実際のキーワード検索の精度は期待していたほどではなく、「Googleフォト」の方が使い勝手は良い、というのが僕の印象。以下が「コンビニ」で比較したところ。

こちらは「グルメ」というキーワードで絞り込み。Appleはそもそもキーワードと写真との整合性が取れないらしい。

デザインや機能は大きく変わっているが、使い勝手としては少なくとも「iOS 11」以前よりは改善されているのは事実だが、「Googleフォト」などと比べるとそれほどでもない、という印象だ。

7. ミー文字とアニ文字:自分のアバターを作ろう!

Gori Me Moji

正直なところ、アニ文字はiMessageでしか使えず、使う機会がほとんどないのだが、それでもCM効果もあり、「iPhone X」を持っていると「アニ文字で遊んでみたい」と言われることが何度かあった。

少なくとも僕の娘にはアニ文字は大好評だ。iOS 12」では舌(ベロ)の検知にも対応したので、無駄にリアルな動きがを再現できるようになる。

さらに、顔の表情を認識するだけではなく、顔を読み取ってアバター化してくれる「ミー文字」も登場!間違いなく一度試して二度と使わない機能ランキング上位に食い込むこと間違いないだろうが、とりあえず一度試してみるべし。意外と楽しい。

IOS12 Memoji and Animoji 3 02

詳しい使い方は「ミー文字」の作り方・編集・削除する方法を参考にどうぞ!

8. CarPlay:サードパーティの地図アプリが利用可能に

IOS12 Donot Disturb 05

iPhoneで「Googleマップ」アプリを開いてカーナビ代わりに使っている使っている人に朗報だ。「iOS 12」からは純正の「マップ」アプリ以外のサードパーティアプリが「CarPlay」に対応する。

と言っても「CarPlay」に対応する車種を持っている人に限定されるため、どちらかというニッチな新機能かもしれないが、個人的には心待ちにしていた機能。

まだ「Googleマップ」はベータテスト中とのことなので、正式リリースされてから試すのが楽しみだ!

9. 「iPhone X」系は上方向にスワイプだけでアプリ終了できるように

Killing apps on iPhone X

iPhone X」ではアプリを終了したい場合、上方向にスワイプしながら途中で止める(アプリランチャーを表示する) → 終了したいアプリをホールドする → 上方向にスワイプ(もしくは右上の終了ボタンをタップ)という実に面倒な手順が必要だったが、「iOS 12」からは簡単になった。

上方向にスワイプしながら途中で止めるのは変わらないが、そこから上方向にスワイプすればアプリを終了することができる。最高かよ!

ちなみに、アプリを終了しても電池持ちは良くならないどころか悪化するのでお間違いないのないように!

10. iPadが「iPhone X」ライクなジェスチャー操作に対応

iOS 12 gestures on ipad

iOS 12」をiPadにインストールすると、「iPhone X」のようなスワイプ操作が利用できるようになる。まるでホームボタンが無かったかのように。

……来月にベゼルレスのiPad Proが発表される、という噂もあったなあ。(ボソッ

iOS 12」に関する最新情報は「iOS 12まとめ」からどうぞ!

「iOS 12」のその他機能や上記機能の解説記事まとめ

もっと読む

12本の記事を表示する
関連キーワード
公開情報
更新日2019年06月15日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「iOS 12」新着記事
トレンド検索