知ってた?!iPhoneでアプリを手動で終了することが電池持ち悪化の原因だったということを!
iPhoneの電池持ちは年々悪くなっている。僕らがiPhoneの利用に慣れ、バッテリー消費の激しい使い方が日常となってしまったからこそ、電池持ちが悪くなったように感じる部分もあるかもしれないが、どの道電池が持たないという事実には変わりない。困る。
これまでiPhoneの電池持ちを改善する方法を何度か紹介してきたが、今回紹介するのは電池もを長持ちさせるためにやってはいけないこと。
実は、iPhoneで手動でアプリを終了すると電池持ちが悪くなるということを知っていただろうか!Genius Barで2年間働き続けてきたScotty Lovelessさんが自身のブログoverthought.orgで電池持ちを改善する方法の一環としてその理由を解説していたので、紹介する!
メモリ(RAM)を解放することによって電池持ちが悪化する
「iOS 7」では「Auxo」を参考にしたとしか思えないマルチタスクスイッチャーが導入された。起動中のアプリのスクリーンショットが見れる他、切り替えるためのタップ領域が広くなり操作がしやすくなった。加えて、上方向にスワイプするだけでアプリを終了することができるようになったので、不要なアプリはサクサク消すことができる。
これが問題なのだ。日頃使っているアプリをマルチタスクスイッチャーから消すことが電池消費の原因になっているのだ。
バックグラウンドで常時動作し続ける「Background App Refresh」を有効にしているアプリでない限り、マルチタスクスイッチャーに入った状態でも電池消費することは基本的にありえないのだ。マルチタスクについては以下の記事で我ながら非常に細かく解説しているので、よかったらどうぞ。
では、なぜアプリをマルチタスクスイッチャーから消すことが電池消費の原因になるのか。
アプリをマルチタスクスイッチャーから消すことによって、そのアプリが使用していたiPhoneのメモリ(RAM)を解放する。「そのつもりだ!」と言う人もいるかもしれないが、メモリを完全に解放してしまうことによって、次回起動する場合にiPhoneはゼロベースでアプリを立ち上げるために再度メモリをリロードしなければならなくなる。これが電池持ちが悪くなる理由なのだ。
極端な例かもしれないが、陸上選手を想像して欲しい。レースを終えた選手が一旦ジャージーを羽織ってコースの外で待機しているのが、消さずにマルチタスクスイッチャーの中に放置する状態。逆に、選手がレース後に一度私服に着替えてから待つ、というのがマルチタスクスイッチャーから消すという状態。第2レースに向けて走り出すために、どちらの方が準備するための労力が必要なのかは、言うまでもない。
iPhoneの電池持ちを良くしたいのであれば、マルチタスクスイッチャーからアプリを消すのは止めましょう!大丈夫、iOSはデキる子だから!
Facebook公式アプリの設定もチェックするべし!
同氏によると、Facebook公式アプリも電池消耗の原因となっているだとか。以下に記事にまとめたので、チェックするべし!
(via overthought.org)
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