【知ってた】iPhoneは「ガラケーなら当たり前」な機能を感動的に演出している点が凄い!
iPhoneは本当に凄いのか?!そう感じる人も多いのではないだろうか。
日本のガラケーはiPhoneが提供している様々な機能を遥か昔に実装している。なのにiPhoneの方が優れているように見える。なぜか。これについて考えてみた。
iPhoneの機能を「凄そうに見せる」ことに長けているApple
「iPhone 3GS」は電子コンパス内蔵ということがあって自分の向いている方角にあわせてマップが回転してくれる。なるほど。それはすごい。ただ、日本のケータイにははるか昔に電子コンパスを搭載した端末が多数市場に出回っている。
「iPhone 3GS」の日本語入力が爆速だと言う。これはあくまでも「iPhone 3G」との比較。日本のケータイで入力する女子高生には勝てない。なぜか。それは日本語の予測変換のレベルが低いから。
さらに、物理インタフェースとタッチインタフェースの違いも大きくかね井する。物理インタフェースは基本的に「予想外の動き」はしない。一方、タッチはタッチできたかどうかは指先の触れ方で判断されるため、タッチミスをすることは十分ありえるのだ。その分入力速度のロスはあると考えていいだろう。
電池持ちがよくなったとも言われているが、それも旧モデルとの比較だ。iPhoneが1日少々でなくなるのに対し、僕のF-01Aは充電なしで2日は余裕で持つ。3日も余裕なのではないだろうか。
何が言いたいかって言うと、Appleはブランディングとプロモーションが本当に上手である、ということ。
「マップが回転しちゃうんです!」「SUGEEE!」みたいな感動を無意識のうちに聞いている人見ている人に訴えかけている。気付いたらそれがスッと心のなかに入り込んでいる。そして消費者はこの「最新機能」を持つと謳っている何1つ最新の機能を持っていない端末を欲しくなってしまうのだ。
Apple、恐るべし…。