12インチ型iPad Pro、タッチパネルの感度が向上する「銀ナノワイヤー」を採用か?!

Apple Watchには感圧タッチディスプレイが採用されている。これを皮切りに今後発表されるiOSデバイスも対応する可能性は十分ある。
既に次期iPhoneでも「Force Touch」の採用が噂されていただが、先日AppleInsiderが入手した情報によると、12インチ型iPad Proのディスプレイも感圧タッチに対応する見通しだ。
その噂と一致する噂が本日、飛び交っている!ETNewsによるとAppleは12インチ型iPad Proのタッチパネルにタッチ感度が向上し、感圧タッチも可能にする「銀ナノワイヤー」を採用する可能性があると報じている!
既にサプライヤーにサンプルを発注済み!搭載モデルの発売は来年?
そもそも「銀ナノワイヤー」とは何か。調べたところによると透明性や導電性、伸縮性や柔軟性が特徴となっていて、何よりも低コストであることが魅力の素材。
銀ナノワイヤーは、その非常に高い透明性、導電性、柔軟性、伸縮性及び、ITOフィルムよりもはるかに低いコスト性から、ITOフィルムの理想的な代替品となります。タッチパネル(特に大型のタッチパネル)、有機EL、有機太陽電池、化合物半導体やその他様々な技術的応用分野があります。
via EMJapan
Appleは既にLG Display、Samsung Display、Japan Displayなどを筆頭にこれまで量産を担当してきたサプライヤー各社にサンプルを5月10日時点で発注していると伝えられている。
情報元によると「銀ナノワイヤー」を採用するデバイスは12インチ型iPadが初めてになるのこと。関係者によると発売は来年になると予想しているが、これまでの情報は今秋には発売されると伝えられている。どちらも正しいと仮定した場合、今年発表される12インチ型iPadは従来のディスプレイを採用し、来年発売されるモデルは銀ナノワイヤーを採用する可能性がありそうだ。
銀ナノワイヤーを採用したタッチパネルはタッチの感度が向上するだけではなく、感圧タッチ対応にも一役買うかもしれない。これまでになかったiPadの使い方や操作方法が生まれそうで、ワクワクしてくる!
なお、低コストが魅力の銀ナノワイヤーではあるが、Appleはサファイアガラスのディスプレイパネルとの組み合わせも検討中であるとのこと。将来的には画面割れの心配をしなくても良い頑丈なディスプレイになることも期待できるかもしれない。
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