12.9インチ型iPad Proは感圧タッチとNFCにに対応し、Bluetooth接続のスタイラスペンを用意か
ここ数週間のついに新製品が次々と発売されている。発送に時間が掛かっていた12インチ型MacBookのCTOモデルの到着報告も見かけるようになり、Apple Watchも店頭在庫が少しずつ復活している。
次は12.9インチ型iPadこと「iPad Pro」だ。Unbox Therapyが公開iPad Pro用と思われるケースを映した動画、そしてAppleInsiderが入手した最新情報を取り上げていたので、併せて紹介する!
完全に一致する2つのポート穴を用意!USB-C用か?!
12.9インチ型iPad Proのケースは過去に何度かリークしている。最近ではSonny Dicksonが多数の写真を公開していた。
外観には大きな変化はないが、本体の左型にLightningポートサイズの穴が用意されていることから、新しいMacBookが搭載したUSB-Cに対応するのではないかとの憶測が広がっている。
今回Unbox Therapyが公開したケースにはやはり2つ目のポート穴が用意されていることを確認。さらに、Lightningポートと全く同じサイズであることから、Lightningポートが追加される可能性もあり得る。
以下どうぞご覧あれ!
ただ、ケースの動画は見たところでこれまでとは新しい発見はほとんどない。これまで写真のみでしか公開されていなかったケースの実物を動画でじっくり見ることができること以外、特に目新しい情報はない。
感圧タッチを活かしたApple純正の専用スタイラスペンを用意か?!
一方、AppleInsiderが入手した情報は非常に興味深い。
「Apple Pay」の決済用端末としてーーNFC対応で広がる使用用途
とある人物によると、12.9インチ型iPad ProはNFCに対応すると伝えている。
iOSデバイスがNFCに対応したところで現在使えるのは「Apple Pay」のみ。さすがに今ある「iPad Air 2」よりもさらに大きいiPadをかざして決済するイメージは沸かない。ではNFCに対応する意味とは?!
予想されている用途は大きく分けて2つある。1つは「Apple Pay」用の決済端末として使用できるようにするということ。つまり、12.9インチ型iPad Proが1台あれば、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」をかざしてもらうだけで決済が完了するようになるかもしれない。
感圧タッチを最大限活用できるスタイラスペン
もう1つは外部アクセサリーとのワンタッチペアリング。以前も何度か噂されていた通り、Appleはやはりスタイラスペンを用意しているそうだ。
情報元によるとこのApple製スタイラスペンはBluetooth接続となっていて、筆先の感圧を認識できるとのこと。12.9インチ型iPad Proはタッチのレイテンシーが改善されたディスプレイを搭載するため、スタイラスペンを快適に使うことができるようだ。
感圧タッチに対応するのはスタイラスペンだけではない。iPhoneでも噂されていた通り、ディスプレイも感圧タッチに対応する見通しだ。
絵を描くデバイスとして活用する人にとっては素晴らしい仕様になるだろう。指先でも押す強さを認識し、より直感的な絵を描くことができるようになるが、スタイラスペンを活用することによってより正確な感圧を認識し、絵に反映することができるようになるのではないだろうか。
2つ目のポートの謎ーーやはりUSB-Cに対応か?!
最後に、情報提供者によると12.9インチ型iPad ProはUSB-Cポートを搭載すると伝えている。
上記の動画でも紹介した通り、ケースメーカーが準備しているケースには2つ目のポート穴が用意されていることが確認できていることに加え、Appleが発明したと噂されるUSB-Cをモバイル用途を前提とした12インチ型MacBookが搭載したことから、近しいサイズである12.9インチ型iPad ProがUSB-Cポートを搭載していても不思議ではない。プロセッサーも次期「A」シリーズのものを搭載すると言われていることから、性能も大幅に向上する可能性がある。
大型化されたiPadは今年の秋に発売されると予想されている。
(via 9to5Mac、AppleInsider)