10.5インチ型「iPad Pro」はベゼルレスデザインを採用せず?!ホームボタンも搭載か
10.5インチ型「iPad Pro」のケース写真を投稿していたBenjamin Geskin氏によると、10.5インチ型「iPad Pro」はベゼルレスデザインを採用せず、ホームボタンも用意されていると投稿している。
具体的には左右のベゼルは7mmになり、上下のベゼルは19mmになるとのこと。9.7インチ型「iPad Pro」を測定してみたところ、左右のベゼルは約10mm、上下のベゼルは20mmだったことから、ベゼルは僅かに細くなると見られる。
9.7インチ型「iPad Pro」、左右のベゼルは約10mm
9.7インチ型「iPad Pro」、上下のベゼルは約20mm
9.7インチモデルより一回り大きくなる模様
これまで10.5インチ型「iPad Pro」はベゼルレスディスプレイを採用し、ホームボタンを廃止することから9.7インチ型ディスプレイと同じ筐体サイズになると予想されていたが、Geskin氏の情報が正しいとなると、本体が大きくなることは避けられない。
このことを裏付けるように、テックジャーナリストShai Mizrachi氏が10.5インチ型「iPad Pro」用のサードパーティ製ケースに9.7インチ型「iPad Pro」を入れた写真を投稿している。
This might be the next 10.5 iPad case, Shows biger size than 9.7 iPad pro. Chineese case factory already started to make it. pic.twitter.com/yWZ4mFGlsy
— Shai Mizrachi (@ShaiMizrachi) May 22, 2017
これらの写真から分かる通り、10.5インチモデルは9.7インチモデルよりも一回り大きくなる可能性が高そうだ。
10.5インチ型「iPad Pro」はどういう位置づけになる?
Appleがホームボタンを廃止したデバイスを「iPhone 8」まで取っておくということを考えると10.5インチ型「iPad Pro」がベゼルレスではないことには納得できるが、だとすると10.5インチモデルは現行モデルの中においてどのような位置づけになるのだろうか。
今年3月には新しい9.7インチ型iPadが登場し、他のモデルはアップデートされず。「WWDC 2017」で披露されると噂の10.5インチモデルには新型の12.9インチモデルも登場する可能性もありそうだ。
「iPad mini」が段階的に廃止されると報じられていたことも加味すると、AppleはiPadシリーズのラインアップを7.9インチ・9.7インチ・12.9インチから9.7インチ・10.5インチ・12.9インチに変更しようとしているのかもしれない。そして、10.5インチモデルをハイエンドモデルまたは”プロ”モデルとして位置づけるのではないだろうか。
これまで一般的にAppleはサイズとスペックが比例している。「MacBook Pro」も13インチより15インチの方がスペックが高く、「MacBook Air」も11インチより13インチの方がスペックが高かった。
ところが、最近噂されている「iPhone 8」は「iPhone 7s」より大きく「iPhone 7s Plus」より小さいとされている。3モデルの真ん中のサイズがハイエンド機種として位置づけられることになる。
この流れから、「iPad Pro」も10.5インチモデルが最上位モデルとして位置づけられるのではないかと予想してみた。10.5インチモデルの位置づけ、皆さんはどう思うだろうか。