当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

【レビュー】「Anker PowerCore Lite 10000」は果たして本当に”ちょうど良い”のか

Anker PowerCore Lite 10000 Review 02

Anker PowerCore Lite 10000」は“ちょうど良さ”を目指したAnker最新のモバイルバッテリーだ。

Micro USBとUSB-C両方の入力ポートを備え、電池容量10,000mAhを搭載しつつも本体重量は約211gと比較的軽量。薄く細長いため、iPhoneと重ねて持ち運ぶには絶好のサイズ感である。

果たして本当に”ちょうど良い”のだろうか。1台サンプルとして提供していただいたので、紹介する!

充電しながら持った時が考慮されたデザイン

Anker PowerCore Lite 10000」のサイズ感は確かに”ちょうど良い”と感じる。「iPhone X」と並べてみるとほぼ全く同じサイズだった。
Anker PowerCore Lite 10000 Review 12

重ねてみると「iPhone X」と一体化したようにジャストサイズ。
Anker PowerCore Lite 10000 Review 01

10,000mAhのモバイルバッテリーであれば、他にも重さ約180gの「Anker PowerCore 10000」、出力性能向上した「Anker PowerCore II 10000」などもあるが、あえてできる限り小さくするのではなく、薄く細長くすることによってiPhoneを充電しながら持ち運ぶときのことも考えられているのだ。経験上、単純に小さいよりもiPhoneのサイズ感と合う方が持ちやすい。
Anker PowerCore Lite 10000 Review 09

Micro USBポートとUSB-Cポート、どちらも選べる自由

僕らが日々持ち運ばなければならないケーブルの種類は地味に多い。iPhoneやiPadを充電するためのLightningケーブル、ヘッドホンやイヤホンを充電するためのMicro USBケーブル、そしてMacBookMacBook Proを充電するために必要なUSB-CケーブルまたはThunderbolt 3ケーブル。

すべてがカバンの中に入っていれば良いのだが、どれかを忘れたことによって何かが使えなくなるのは不便だ。

Anker PowerCore Lite 10000」は、バッテリー本体を充電するためのポートとしてMicro USBだけではなく、USB-Cも用意されている。これはAnkerのモバイルバッテリー史上初の仕様となっていて、どちらからでも充電することができる。
Anker PowerCore Lite 10000 Review 03

あくまでも入力用となっているため出力することはできないが、Micro USBまたはUSB-Cケーブルがあれば本体を充電できるという自由は意外と便利だ。
Anker PowerCore Lite 10000 Review 07

本体横にはLEDインジケーターが搭載されている。入力電力が小さいデバイスを充電する場合は低電力モードが有効化され、このLEDが緑色に点灯する仕様になっている。
Anker PowerCore Lite 10000 Review 04

同じ価格なら「Anker PowerCore II Slim 10000」の方がオススメ

Anker PowerCore Lite 10000 Review 11

Anker PowerCore Lite 10000」は確かに”ちょうど良い”バッテリーだ。価格も2,999円とリーズナブルだと言える。

ただし、同じ価格で同じ電池容量であれば「Anker PowerCore II Slim 10000」の方がオススメだ。理由は高出力グリップ感だ。

2つのモバイルバッテリーの仕様を比較してみる。

Anker PowerCore Lite 10000 Anker PowerCore II Slim 10000
サイズ 約144 × 72 × 14.5mm 約137 x 66 x 16mm
重さ 約211g 約210g
出力 5V/2.4A 5-6V/3A
6-9V/2A
9-12V/1.5A
入力 5V/2A 5V/2A
9V/2A
ポート数 1 1
特徴 Micro USB/USB-C入力ポート PowerIQ 2.0対応
PowerIQ ◯(2.0)
VoltageBoost
価格 2,999円 2,999円

新モデルの方が一回り大きいが薄く、重さはほぼ同じ。価格も全く同じとなっていて、両モデルの違いとなるのは出力性能。

Anker PowerCore Lite 10000」はMicro USBとUSB-Cの入力に対応しているが、出力性能は「PowerIQ」および「VoltageBoost」の範囲内。一方、「Anker PowerCore II Slim 10000」は「PowerIQ 2.0」に対応しているため、Apple製品、Android端末、Quick Charge対応機器のどれに対してもフルスピード充電が可能。

複数の入力ポートは選択肢として便利だが、個人的には充電するデバイスが1秒でも早く充電完了するほうが重要。よって、同じ2,999円を出してモバイルバッテリーを購入するのであれば、最新モデルである「Anker PowerCore Lite 10000」ではなく「Anker PowerCore II Slim 10000」を選ぶだろう。

購入は以下からどうぞ!

もっと読む

12本の記事を表示する
特集
公開情報
更新日2019年08月17日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「iPhone用モバイルバッテリー」新着記事
トレンド検索