ドイツ発の高出力モバイルバッテリー「AlsterPlus」が登場!4ポートの合計出力は156W
パススルー充電対応、ハブ機能内蔵!670gというヘビーな重量が欠点だが、高出力は魅力
僕が毎日持ち歩いていて愛用しているモバイルバッテリーの1つは「Hyperjuice」。2つのUSB-C PDポート(100W/60W)と Qualcomm Quick Charge 3.0 USB-Aポート(18W)を搭載しているため、iPhoneだけではなく13インチ型MacBook Proもフルスピードで充電してくれる。
このパワフルなスペックをさらに上回るモバイルバッテリーがクラウドファンディングサイト「Kibidango」に登場している。
「AlsterPlus」は、ドイツ発のモンスター級ポータブルバッテリー。最大出力100WのUSB-Cポートが2つあり、最大出力18WのUSB-Aポートが2つ。4ポートの合計出力はなんと156Wもあるのだ。
「AlsterPlus」の独自機能「パワーシェアリング」が特徴
「AlsterPlus」の電池容量は27,000mAhで、USB-Cポート2つ、USB-Aポート2つ、合計4ポートを搭載している。
2つの100W出力USB-Cポートを搭載しているが、15インチ型MacBook Proを2台同時接続すると出力はそれぞれ60Wまで落ちる。13インチモデルと15インチモデルでも60Wになる仕組み。
4ポート合計の最大出力は156Wとなっているため、残り36Wを2つのUSB-Aポートに割り当てることができ、2つのUSB-Cポートを使っていてもiPhoneやiPadを同時に充電することもできるのだ。
ここまでは「Hyperjuice」と変わらないが、「AlsterPlus」の独自機能である、同時に接続されているデバイスに自動的に電源を割り当てる「パワーシェアリング」がなかなか便利そう。
例えば、15インチ型MacBook ProとMacBook Air(2018)を同時に充電し、その後MacBook Air(2018)を抜いた場合、15インチ型MacBook Proの出力を60Wから87Wまで自動的に引き上げてくれるという。これはよくできている!
本体の充電は、「Apple 87W USB-C電源アダプタ」を使用すれば最短1時間で完了する。また、パススルー充電に対応しているため、「AlsterPlus」にデバイスを接続した状態でバッテリー本体と接続したデバイスを同時に充電することができる。
さらに、「AlsterPlus」はハブ機能を内蔵。充電しながらUSBメモリや外付ディスクなどのデータにアクセスすることができる。これは「Hyperjuice」にはない機能だ。
どことなく最強感漂い「AlsterPlus」だが、欠点は本体が重いこと。サイズは191 x 83.5 x 21.5mmとなっていて、重さは670g。僕の手元に「Hyperjuice」は538gしかないので、実に120g以上も差がある。
ところが、その後、Makuakeで製品版として出荷が予定されている「Hyperjuice」に関しては仕様変更があり、重量が約650gになっていることが判明。重量差はたった20gしかないことに。
つまり、重さに重量差はないことから、どうせ買うならパワーシェアリングやハブ機能が内蔵された「AlsterPlus」の方がお買い得と言える。
MacBook Proなどを出先で頻繁に使う人はこの機会に支援してみてはいかがだろうか。