【レビュー】「HyperJuice 80W USB-C チャージャー」ーー最強のUSB急速充電器
USB-Cポートを搭載するMacBookやMacBook Proも充電することができ、iPhoneやiPad、Wi-Fiルーターやその他ガジェットをまとめて充電できるUSB-Cポート搭載のUSB急速充電器が増えている。
「Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ」であればUSB-Cポートが最大出力30Wの出力でき、「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」であればUSB-Cポートが最大60Wの出力が可能。
今回紹介する「HyperJuice 80W USB-C チャージャー」は合計80W、USB-Cポートが最大60Wの出力ができ、用意されているUSBポートがすべて「Quick Charge 3.0」に対応しているという、正真正銘、最強のUSB急速充電器!
1台サンプルとして提供して頂いたので、紹介する!
MacBook Proを充電しながら他のデバイスも高速充電
Hyperは他にも「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」や「HyperDrive PRO 8 in 2 Hub」というUSB-Cハブや、「HyperJuice AC」というAC電源搭載のモバイルバッテリーを販売している。総じて、「最強」という言葉が似合うラインアップを誇る。
「HyperJuice 80W USB-C チャージャー」も例外ではない。「Power Delivery 2.0」に対応したUSB-CポートにMacBook Proを接続すれば60Wで充電でき、15インチモデルでもよほど高負荷な作業をしない限り、充電しながら使うことができる。
実際にシステム情報で電源のワット数を確認したところ、確かに「60W」と表示されている。
ポイントは、4つのUSB-Aポートがすべて「Quick Charge 3.0」に対応している点。残念ながらApple製品は対応していないが、4つのポートが用意されているという点は「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」よりも勝っている。
例えば僕の場合、iPhone、iPad、ワイヤレスイヤホン、AirPodsという日々使用しているデバイスが一気に電池切れしてしまった時があり、4つのポートが用意されていたお陰ですべてまとめて充電することができた。もちろん、このような機会は少ないが、4つのポートに救われた体験談として載せておく。
本体のサイズは110 x 98 x 20mm。重量は238g。サイズが問題なければ持ち運んでも良いかもしれないが、持ち運ぶためであれば物理的にコンパクトな「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」の方がオススメ。
専用のスタンドが用意され、このように立てて使うこともできるが、立てるためだけのスタンドであるため、抜き差しする際に少し使い勝手が悪い。上から本体を押さえつけてケーブルの抜き差しをしやすい横置きの方がオススメだ。
MacBook Proもバリバリ充電できるUSB-C急速充電器
自宅では「Satechi アルミニウム モニタースタンド」の下にUSB-Cドック「TS3 Plus」を介してMacBook ProをLGの4Kディスプレイ「27UK650-W」に接続している。開いたスペースに「HyperJuice 80W USB-C チャージャー」を置き、必要なときに各ポートを使って充電している。
ときにはMacBook Pro単体で作業したいときもある。または、「Magic Keyboard」や「Logicool MX Master」が電池切れしてしまった際に充電するためにデスクの上で充電する必要がある。
その時に「HyperJuice 80W USB-C チャージャー」は役に立っている。当初据え置き用として置いていた「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」は持ち運び要因として異動になった。
出先で行う作業も限られているので、15インチ用の「Apple 87W USB-C電源アダプタ」の代わりに持ち運んでも良いかもしれないと考えている。
価格は税込10,800円と少し高価ではあるが、出力可能電力で言えば間違いなく最強。購入は下記からどうぞ!