【レビュー】Hyperjuiceーー100W出力/27,000mAhの最強モバイルバッテリーはMacもフルスピードで充電できる

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iPhoneを充電できるモバイルバッテリーはいくらでもある。最近では世界最小・最軽量のUSB PD対応モバイルバッテリーなども登場し、コンパクト化・軽量化に加えて高速充電という強みが加わった製品も登場している。

ところが、Mac用のモバイルバッテリーはまだまだ少ない。そもそもMacを充電できるだけの出力のあるモバイルバッテリーが少ないからだ。

過去に紹介いた「HyperJuice AC」はAC電源があるためフルスピードで充電できないことはないが、重さが790gもあるので万人にはおすすめできない。代わりに使っていた「Anker PowerCore Speed 20000 PD」は重さが360gと比較的軽いが、最大出力は24Wとなっていて「MacBook Pro」のフルスピード充電には対応しない。

そこで今回紹介するのが、最強のモバイルバッテリー「HyperJuice(ハイパージュース)27000mAh USB-C モバイルバッテリー」。最大100W/60Wの2つのUSB-C PDポートと、18W USB-A3.0ポートを搭載し、電池容量27,000mAhとなっていて飛行機にも持込可能。

現在、Makuakeで国内ローンチに向けてクラウドファンディングがスタートしているが、海外から一足先に取り寄せることに成功したので、「HyperJuice」の魅力を紹介する!

15インチモデルもフルスピード充電可能!パススルー対応

まずは製品の特徴から。「HyperJuice」は2つのUSB-Cポート、1つのUSB-Aポートを搭載した27,000mAhのモバイルバッテリーで、本体への充電は最速で1時間で完了する。

パススルー充電にも対応しているため、バッテリー本体を充電しながら接続したデバイスを充電することもできる。これは、バッテリーを充電しつつも作業したい、という時に便利。

重さは550gとなっていて、バッテリーとしては比較的重いが、26,800mAhのバッテリーを内蔵する「Anker PowerCore+ 26800 PD」の重さは約580g。電池容量が大きいため、重さはある程度仕方ない。

  • 2つのUSB-C PDポート(100W/60W)と Qualcomm Quick Charge 3.0 USB-Aポート(18W)を搭載
  • 飛行機にも持ち込み可能なバッテリー容量(100Wh/27,000mAh)
  • 最速約1時間で本体へ完全チャージ
  • パススルー充電対応
  • 重さは550g
  • 航空機にも採用されている特殊なアルミニウム合金を採用、こだわりのスマートでミニマルなデザイン

製品仕様は下記の通り。入力と出力に対応したUSB-Cポートは最大100Wに対応し、もう1方のUSB-Cポートは最大60W。USB-Aポートは最大18Wとなっていて、Quick Charge 3.0に対応している。

3ポート合計の最大出力は130W。3ポートを同時に使用することができ、15インチ型「MacBook Pro」と「MacBook Air 2018」を同時に充電できるのだ。

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その他の仕様は下記の通り:

  • バッテリー容量:100Wh/27000mAh
  • インターフェース:
    • Max 100W USB-C Power Delivery 3.0 入力/出力
    • Max 60W USB-C Power Delivery 3.0 出力
    • Max 18W USB-A Qualcomm Quick Charge 3.0 出力
  • 100W USB-C 入力/出力 PD プロファイル:5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 20V/5A
  • 60W USB-C 出力 PD プロファイル:5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A
  • 18W USB-A 出力 QC プロファイル:3.6V~12V, Max 18W
  • 最大出力: 130W(3 ポート同時の合計)
  • 最大入力:100W(USB-C)
  • 満充電所要時間:最短 約 1 時間
  • DC/DC 充電効率:98%以上
  • 動作可能温度:0~45ºC (HyperJuice への充電)/20~50ºC (端末へのチャージ)
  • 安全機能:過電流センサ、電圧センサ、温度センサ、ショート防止保護回路

早速製品をチェックしていこう!左側から電源ボタン、60WのUSB-Cポート、18WのUSB-Aポート、100WのUSB-Cポート、電池残量および充電中の状況を知らせてくれるLEDライトが搭載されている。
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11インチ型「iPad Pro 2018」と「iPhone XS」の間に置き、サイズ感を比較してみた。細長く、片手で持ちにくい形ではないが、手で持つとそれなりに重さを感じる。
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各デバイスを接続した時の出力をチェック

ところで「Hyperjuice」は仕様で謳っている通り、本当に高出力できるのだろうか。試しに「Satechi USB-C パワーメーターテスター」を使って確認してみた。

まずは最大100W出力に対応したポートに15インチ型「MacBook Pro 2017」を繋いでみた。約84W以上出ていることが確認でき、フルスピードで充電できている。
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続いて「MacBook Air 2018」を接続してみたところ、34W以上出ていることが確認でき、やはりこちらもフルスピードで充電できている。
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試しにUSB-Aポートでも「MacBook Air 2018」を充電してみたところ、出力は10W以上。使えなことはないが、基本的にはUSB-Cポートを活用したい。
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続いて「iPad Pro 2018」を60W出力のUSB-Cポートに接続したところ、30W以上の出力を確認。
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同じポートを使い、「iPhone XS」を充電してみたところ、急速充電が……できない。
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HyperJuice 87W USB-C チャージャー」で同じケーブルとテスターを使ってみたところ、少なくも12W以上出ていることは確認しているが、「Hyperjuice」では急速充電されているように見えない。何か検証方法を間違えている可能性もあるため、分かり次第追記するが、現時点では特にUSB PDの恩恵を受けることができていない。

パススルー充電利用時における出力をチェック

「Hyperjuice」の特徴でもあるパススルー充電の利用時における出力も調べてみた。まずは、電源アダプタからの入力W数。接続元は「Apple 87W USB-C電源アダプタ」。その結果は約70Wだった。
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そのまま「MacBook Air 2018」に接続してみたところ、45Wで充電できていることが確認できた。十分!
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続いて15インチ型「MacBook Pro 2017」に繋いでみたところ、約60Wの出力に。これは、バッテリー本体の充電用ポートが100W入出力対応USB-Cポートとなっているため、もう一方の最大60W出力のUSB-Cポートを使っていることが理由。つまり、最大W数を供給していることが確認できた。
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「Hyperjuice」はiPhone用モバイルバッテリーというよりは、Mac用モバイルバッテリーとして非常に魅力的であり、実用的。僕は常にバックパックに入れて持ち歩き、これまで何度も役に立っている。

偶然にも日本上陸することが正式に決定し、クラウドファンディングで先行予約を行っている。欲しい人はこの機会に必ず購入するべし!

9.010
Hyperjuice