「iPhone SE2」が3月下旬に発表されるという確度の低い噂
Appleは3月下旬にスペシャルイベントを開催すると噂されているが、同イベントにて「iPhone SE」の後継モデルとして位置づけられる「iPhone SE2」が発表されるという噂が中国メディアで複数回にわたって報じられている。
久しぶりの「iPhone SE2」に関する噂だったので熱望している人にとってはテンションが上がっているかもしれないが、実現する可能性は極めて低いと考えておいた方が良さそうだ。
ベゼルレス・デザイン、Face ID搭載、価格は500ドル
情報元によると、「iPhone SE2」は「iPhone XS」のように「Face ID」を搭載したデザインになり、ホームボタンが廃止されるとのこと。
搭載されているチップは「A10」または「A12」と異なる情報が報じられ、ディスプレイは4.2インチ〜4.7インチ、内向きカメラは500万画素、外向きカメラは1,200万画素(シングルレンズ)、価格は399〜499ドルになるという。
この噂の確度の低さを象徴しているのは、噂されている価格。仮に新モデルが500ドル以下で提供できるのだとしたら、「iPhone XR」は今頃もっと値下げされていても不思議ではない。
ディスプレイサイズは4.2〜4.7インチになるとしているが、現行モデルには存在しないディスプレイパーツを用意しなければならない時点で大きな費用がかかり、それに合わせて新しい筐体を用意し、必要部品を最適位置に配置する必要がある。500ドル以下でとても提供できるとは思えない。
さらに、このありとあらゆる点において新しいiPhoneを、従来の9月ではなく半年も前倒しして3月に発表するということが極めて非現実的である。
仮に3月頃に新モデルが登場するのであればCAD画像やケースリーク、筐体の図面などが今頃流出していることが多いが、この数ヶ月間、特にこれと言った情報がない。
3月に「iPhone SE2」が発表されることは期待しない方が良さそうだ。むしろ、3月のスペシャルイベントは定額購読型ニュースサービスおよび動画ストリーミングサービスの発表に限定され、新しいハードウェア自体が発表されないという噂もある。
(via 気になる、記になる…)