初代iPhoneはコピペができなかった。元エンジニアが告白「時間がなかった」
信じられないかもしれないが、初代iPhoneはコピー・アンド・ペーストが利用できなかったのだ
初代iPhoneにマルチタスク機能が実装されなかった理由
Ken Kocienda氏は、初代iPhoneがマルチタスクに対応しなかった理由も説明。物理メモリ不足ではなく、バーチャルメモリ不足が原因だったという。当時のiPhone OSは、起動中のアプリ動作を担保するために他のバックグラウンドプロセスを終了する仕組みになっていたそうだ。
The original iPhone had no virtual memory. Some folks came up with a system named “jetsam”. Since we only showed one app at a time, we terminated background programs when memory got low. Those programs would relaunch rather than resume when brought back to the front. https://t.co/csFKiSgSGF
— Ken Kocienda (@kocienda) 2022年6月19日
表示されているボタンは、ボタンの外をタップしても認識してくれる
またユーザー自身が意図したタッチ操作を正確に認識する目的で、表示されているボタンよりもタッチを認識するエリアを広げる仕組みを実装。キーボードの自動修正機能にも応用されていると説明している。
Since there was no tactile feedback on the touchscreen, some folks came up with the idea of “charging” a button. This meant that the active area for a button could be bigger than its graphical bounds.
— Ken Kocienda (@kocienda) 2022年6月19日
初代iPhoneの発表映像を見る
(Source: @kocienda via Here’s why the first iPhone didn’t have copy and pasted – 9to5Mac)
3GSとそれ以前じゃ携帯電話として信頼できるか否かのレベルで差があった
懐かしい。漢字変換が遅すぎて日本語の文章はほとんど打てませんでしたね。確か根本的にエンジンを替えて解決したはずですが、今のiPhoneのスペックだったらサクサク動くんですかね。
“An iPod, a phone and an internet communicater and an iPod, a phone…you getting it? This is a one device. And we’re calling it…iPhone.” のところは何度見ても震えますね。フゥ〜!
最近はAndroidの後追いと言われることもあるけど、スマホの基本作法的なものはほとんどがiPhoneから生まれてると思う。