iPhoneの生産状況、2020年第2四半期まで改善しない見通し
iPhone用のカメラレンズが生産できず、在庫も1ヶ月未満、従来通りに生産できるのは早くても5月頃になる見通し
TFIアナリストのMing-Chi Kuo氏は、iPhoneの生産状況は第2四半期まで改善しないとの予測を発表した。
iPhone用のカメラレンズを生産しているGenius Electronic Opticalの出荷数が過去1ヶ月で大幅に下落。在庫も1ヶ月分に満たない量しか確保されておらず、従来通りに生産できるのは早くても5月頃になるという。
新型コロナウイルスの影響により、FoxconnやPegatronをはじめとしたAppleのサプライヤーは大きな打撃を受けている。Kuo氏は先月9日、工場の稼働率は従来の40〜60%に留まっていると伝えていた。
Kuo氏によると、Appleは低価格帯の新型iPhone(iPhone SE 2またはiPhone 9)は2020年前半までに発売すると予測。今年1月時点では「iPhone 12」も計画通り進められているとしていたが、新型コロナウイルスの被害が拡大する中、当初の計画通りに進められているかは不明だ。
ロイターは先月26日、「iPhone 12」の製造準備に遅れが発生している可能性があると報じていた。
(Source: MacRumors)
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