iPhone 8は左右にベゼル無しでAirPodsを同梱?!「iPhone 7s」の背面はガラス製に?!
JPMorganのアナリストによると、有機ELディスプレイを搭載するiPhone 8は左右のベゼルが完全になくなり、AirPodsが同梱されると予想している。また、iPhone 7、iPhone 7 Plusの後継モデルとして発表が予想されている「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」はバックパネルがガラス製になると伝えている。
先日、JPMorganは新型iPhoneが来月発表される可能性があると指摘。ただでさえ発売が10月以降になる可能性が報じられている中、6月に発表する意味は見出だせないことから、今回伝えている情報も話半分に聞いておいた方が良いだろう。
AirPodsが同梱される可能性は極めて低いと思われる
「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」がガラス製のバックパネルを採用するという情報は過去にMin-Chi Kuo氏が報じていた全3モデルがワイヤレス充電に対応するという噂の延長線上にあるようにも思える。金属製の筐体では電波干渉などが原因で充電速度に限界があるため、3モデルともワイヤレス充電に対応するためにはガラスに切り替える可能性は十分にあり得る。
筐体が金属製からガラス製になることによって本体の物理サイズにどのような影響があるのか現段階では分からないが、Macお宝鑑定団Blogは「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」は現行モデルよりもやや分厚くなる可能性があると伝えていた。
一方、iPhone 8の左右のベゼルが廃止されるという情報はこれまで報じられてきた情報などと一致しない。iPhone 8内部の部品配置が分かる設計書を見る限りでは上下だけではなく左右のベゼルはわずかながら残っている。
スペック情報として、有機ELディスプレイ、ガラスに挟まれたステンレススチール製の筐体を採用し、外向きカメラは1,200万画素、内向きカメラは700万画素。デュアルレンズカメラを搭載し、どちらも光学手ブレ補正に対応。3Dセンシング技術が搭載されるとのこと。指紋センサーに関しては不明としている。
新情報として報じられているAirPodsの同梱が実現する可能性は極めて低いだろう。発売から5ヶ月近く経っているのにも関わらず未だに6週間待ちになっているような製品をiPhoneと同梱できるとは思えない。
今回報じられた情報の中で唯一実現しそうなのは「iPhone 7s」シリーズのガラス製筐体の採用だろうか。他は話半分に聞いておきましょう。
(via 9to5Mac)