「iOS 11 GM」から「iPhone 8 Edition」の新情報が続々と判明
「iOS 11」のGM版を入手した9to5Macが「iPhone 8 Edition」とされるコードネーム「D22」に関する情報を多数公開している。
明らかになったのは「ポートレートライティング」、4K/60fpsの動画撮影機能、「True Toneディスプレイ」、ディスプレイの解像度、Face ID、SOSコール機能の起動方法、新しい3Dアニメ絵文字、「ホームボタン」の代わりになる「ホームバー」の搭載、電源ボタンの機能など。
盛り沢山なので、以下に紹介する!
「ポートレートライティング」機能の提供
「ポートレートライティング」は、「ポートレートモード」の機能強化と見られる。
「Contour Light」「Natural Light」「Stage Light」「Stage Light Mono」「Studio Light」という5種類のライティング(照明)プリセットが用意され、昨年のiPhone 7 Plusのポートレートモード同様に遅れてリリースされる見通し。
ライティングの機能であるため、True Toneフラッシュを使用した際に活かす機能かもしれないが、現状では分かっていない。
4K/60fpsの動画撮影が可能に
「iPhone 8 Edition」では噂通り、4K/60fpsの動画撮影が可能になるそうだ。1本あたりの動画データは膨大になり、512GBモデルが用意されるという噂が報じられるのも納得だ。
1080p HD at 240 fps 480 MB with 1080p HD at 240 fps
4K at 24 fps (Footer) 270 MB with 4K at 24 fps (film style) (HEVC Footer) 135 MB with 4K at 24 fps (film style)
4K at 60 fps (Footer) 450 MB with 4K at 60 fps (higher resolution, smoother) (HEVC Footer) 400 MB with 4K at 60 fps (higher resolution, smoother)
True Toneディスプレイを搭載、解像度は1,125×2,436
これまで何度も報じられていた情報通り、「iPhone 8 Edition」のディスプレイ解像度は1,125×2,436になるとのこと。
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また、iPad Proシリーズに搭載されている「True Toneディスプレイ」も搭載される模様。「True Toneディスプレイ」は周辺の光の色と明るさを測定し、まるで紙を見ているかのように、ディスプレイの色と明度を自動的に適用させる機能。画面が格段に見やすくなるはずだ。
顔認証機能の名称はやはり「Face ID」に
指紋認証の代わりに搭載される顔認証機能はやはり「Face ID」と呼ばれる。
「Touch ID」と同様に、「Face ID」では「画面を見ながら顔を回す」ことによって認証する。顔から25〜50センチ離した場所でiPhoneを持ち、頭を左右上下に傾けることを指示する内容が発見されている。
2回に渡って指紋の読み取り精度を行うが、途中で初期設定作業を中断し、後で再開することもできるそうだ。
「Face ID」を利用した機能として、「ユーザーの視線を認識した場合、iPhoneは画面を暗くしない」ようになっていることが判明。つまり、ネットで長文をじっくり読んでいたとしても、いちいち画面をタップして画面が暗くならないようにせずに済む、ということだ。意外と便利!
SOSの起動は電源ボタンと音量(大)ボタン
「iPhone 8 Edition」のデザインはこれまで報じられている通り、本体上部に切り込みが用意され、凹字型のベゼルレスデザインを採用することを示唆する画像も発見。
「iOS 11」からはiPhoneでも緊急連絡先に電話することができるSOSコール機能が利用可能になるが、「iPhone 8 Edition」では電源ボタンと音量(大)ボタンを同時押しで起動する。
新しいiMessage用の絵文字の登場
新たに「3Dアニメ絵文字」(英語では「Animoji」)が追加され、立体的な動く絵文字がiMessageで利用可能になるとのこと。
これらの絵文字は顔認識機能と音声認識を組み合わせて利用するため、「iPhone 8 Edition」限定の機能になると見られる。ユーザー自身の表情と声を予め用意された絵文字に息を吹き込むことによって、より伝えたい感情に近い絵文字を相手に送ることができるようだ。
もちろん、みんなだいすきウンチ絵文字も用意されている。
ホームボタンの代わりとなる「ホームバー」も発見
Bloombergが報じていた「iPhone 8 Edition」の新しいUIをもとに動作イメージが分かる動画が公開されたが、紹介されていたホームボタンの代わりとなる「ホームバー」が発見されている。
やはり必要に応じてこの「ホームバー」を引っ張り出しては起動することになるようだ。
電源ボタンに関する新機能が多数判明
「iPhone 8 Edition」に搭載されている電源ボタンは従来モデルよりも長くなっている。押しやすくするためにもこのタイミングであえて長くするには理由があるのではないかと思っていたが、案の定、電源ボタンに関する新機能が多数発覚した。

まず、この電源ボタンはこれまで「ロックボタン」と呼ばれていたが、今後は「サイドボタン」になる。やはりホームボタンが担っていた役割を一部果たすと見られ、例えばダブルクリックで「Apple Pay」の画面を起動することができるようになるとのこと。
また、噂されていたとおり、長押しでSiriを起動することもできる模様。
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