戸建て用の倉庫は「マツモト物置」で決まり。好きすぎて2回買った

毎日使うわけではないが、所有しておきたいモノがある。我が家の場合、犬のバギー、テント、水圧洗浄機、パラソルなどが該当する。旧居ではシューズクローゼットがありそれなりにモノを収納できると踏んでいたが、ベビーカーやウォーターサーバー用の水、そして公園遊び用の玩具などで場所がなくなってしまい、裏庭のわずかなスペースに倉庫を購入する決意をした。

倉庫なんて何でも良いと思っていたが、マツモト物置に出会ってから「マツモト物置の倉庫が買いたい」と強く思うようになった。どちらかというとモノにこだわるほうだが、まさか倉庫にもこだわるようになるとは想像もしていなかった。

マツモト物置はフジ産業株式会社の物置ブランド。部品の製造だけではなく、組み立てや配置まですべて行ってくれるトータルパッケージの提供が特徴だ。その理由について、公式サイトの「マツモト物置の基本的な考え方」に記載されていた文章を紹介したい。

物置という製品は、メーカーがどんなに品質と耐久性に優れた物置を製造しても家電や自動車とは違い、各部材セットでお客様のところへ届く商品なので、物置の品質と耐久性は50％しか成立していません。それを私たちが各部材セットをトラックに積み込んで配送し、1,000軒あれば、1,000通りの現場で物置を組立工事していきます。そしてキチンと組立工事をすることによって、はじめて物置の品質と耐久性が生かされます。ですから物置は製造するメーカーが50％・施工会社が50％、合わせて100％になるわけです。私たちフジ産業は、製造・配送・組立工事・アフターフォローまで自社社員で一貫して行うことこそが、お客様にとって一番満足していただける物置だと信じております。

よってマツモト物置の販売価格は「完成価格」となっており、配送や組立費用も含まれている。そのため価格は決して安くない。我が家が購入した倉庫はマツモト物置の中でも比較的小型な「NT-187DN」。価格は約20万円。それでも旧居から移動できなかったため、新居でも全く同じものを買った。それほど気に入っている。我が家としては価格以上の価値を見出している。

購入から設置までの流れとしては、ショールームで欲しいモデルを物色し、設置予定の場所の広さなどを写真とともにメールで共有し確認してもらう。問題なければ金額を振り込み、振り込み確認後に工事日程を決定する。

組立工事は7時間ほど確保されるが、実際は3〜4時間程度で完了する。2回それぞれ異なる担当者が工事に来てくれたが、どちらも人当たりの良い明るい人で安心して託すことができた。

邪魔にならない程度に設置する様子を撮影したので、紹介しておく。写真を見ながら出来上がる工程を楽しんでもらいたい。

旧居の庭には砂利の上に人工芝を敷いている。設置場所は奥側の家の手前。目隠しとしても役立つと思い、設置を決めた。

空間としては決して広くはない。

横の通路を塞がないことは事前に確認した。

早速工事が始まる。部品を置き、まずは設置場所を改めて確認する。

絶妙な大きさだ。ここに決め、作業を進めてもらう。ここからは僕は立ち会い不要で、職人さんのほうで作業を進めてくれる。

土台を用意して、傾いていないか確認している。

知らないうちに大枠が出来上がっていた。すごい！小さい家みたい！

ここ、無駄に撮ってみたくなる。

土台のコンクリートブロックと支柱が一寸の狂いもなくピタッと並んでいる状態がめちゃくちゃ良い。職人技、という感じ！

そしてついに完成！これが我が家のマツモト物置だ！この色味、質感、屋根のようなデザインが人工芝とベストマッチ！ただモノを収納するための場所、というよりは家の一部として違和感のない外観が気に入っている。

マツモト物置の製品ラインアップにはもっと大きい製品が用意されているが、我が家にとってはこのサイズがちょうど良い。大きすぎても必要以上にモノを溜め込んでしまいそうだしね。右側は縦長のアイテムを収納できるエリア。

右側は2段の棚がある。縦長アイテム用の空間は左右どちらでも指定できる。

鍵も用意されており安心だ。

棚は頑丈で良い感じ。基本的にはウォーターサーバー用の水など重いものは下段に置き、上の2つには重くはないが場所を取るものを放り込んでおいた。

マツモト物置のロゴも必要最低限で主張もない。

戸建て用のオシャレな倉庫・物置を探している人がいれば、マツモト物置をチェックしてもらいたい。ショールームはこちらのページから確認できる。