Appleが独自5Gモデム搭載Mac開発を検討中、2026年以降に登場か
初代チップはiPhone SEから展開、第3世代でQualcommを完全置き換えへ
Appleは、Macに初めてセルラー接続機能を搭載する可能性を検討している。Bloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏によると、同社は将来のMacにモデムチップを追加することを「調査中」だが、セルラー対応Macの発売は2026年以降になる見込みだ。
Appleは2025年初頭に、長年開発を進めてきた 独自設計の5Gチップを導入する計画を立てている。この第1世代モデムチップは、まずiPhone SE、低価格iPad、iPhone 17 “Air”に搭載され、フラッグシップデバイスへの展開前に性能評価を行う。
段階的な展開計画
独自開発の5Gモデムチップは、3年間かけて他のiPhoneやiPadへと展開される。この技術により、Macユーザーは Wi-Fiやホットスポットなしでもモバイルネットワークに直接接続できるようになる。
第1世代チップはサブ6GHz帯の5G通信に限定されるが、第2世代では より高速なmmWave技術に対応予定だ。Appleは第3世代モデルで、優れたパフォーマンスとAI機能を提供し、現在のサプライヤーであるQualcommのチップを完全に置き換えることを目指している。
実は2008年時点で、当時のスティーブ・ジョブズCEOはMacBookAirへのモデムチップ搭載を検討していた。しかし、筐体内のスペース制約や特定のキャリアへのロックインという課題から見送られていた。現在のチップ技術の進歩により、これらの課題は解決可能になっている。
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