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Appleが独自開発する5Gモデム、性能はQualcommに劣る恐れ。2025年のiPhone SE 4から搭載へ

初代モデムは機能制限付きで登場、2027年までに段階的な性能向上を目指す

Frederik lipfert 7JlJjbJ6nY4 unsplash

Appleが長年開発を進めてきた独自の5Gモデムは、2025年の新型iPhone(iPhone 17シリーズ)に初めて搭載される。ただし、現行のQualcommモデムと比較すると、性能面では劣ることが判明した。

搭載機種と主な仕様

Bloombergによると、この新モデムは、2025年春発売予定のiPhone SE 4と秋発売予定のiPhone 17 Airに最初に採用される。また、同年発売の低価格iPadへの搭載も検討されている。

コードネーム「Sinope」と呼ばれるこの第1世代モデムの主な特徴は以下の通り:

  • 高速通信規格のmmWaveには非対応で、より一般的なSub-6方式のみをサポート
  • 複数の通信帯域を束ねるキャリアアグリゲーションは4キャリアまでの対応
  • 最大通信速度は約4Gbpsに制限

将来の開発ロードマップ

Appleは2026年の新型iPhone(iPhone 18シリーズ)やハイエンドiPadモデルに第2世代モデムに搭載する計画だ。このモデムではmmWaveをサポートし、通信速度も6Gbpsまで向上する予定。

さらに2027年には、衛星通信機能を内蔵した第3世代モデムを投入し、最終的にQualcommの製品を性能面で上回ることを目指している。

予測出荷台数 主な特徴・展開
2025年 3,500万〜4,000万台 iPhone SE 4とiPhone 17 Airに初搭載
・5Gミリ波非対応
・Sub-6方式のみ対応
2026年 9,000万〜1億1,000万台 ・iPhone 18シリーズとハイエンドiPadに搭載
・mmWaveサポート追加
・通信速度6Gbpsに向上
2027年 1億6,000万〜1億8,000万台 ・全モデルへの搭載を目指す
・衛星通信機能を内蔵
・Qualcomm製品を性能面で上回る目標

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特集
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更新日2024年12月07日
執筆者g.O.R.i
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