MacBook Proの2017年モデルはRAMが32GBに、MacBookは16GBに?!
今年発表されるMacは見た目の劇的な進化はないかもしれないが、世間の期待に応えてくれるような内部スペックにアップグレードしたモデルの登場が期待できそうだ!
2017年に発表される新型MacBook Proのハイエンドモデルはデスクトップ向けのRAMを最大32GB搭載し、12インチ型MacBookは最大16GBのRAMが搭載可能になるとKGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏が明らかにしている!
32GBのRAM搭載によって電池持ちが犠牲になるのか
次期MacBook Proは内部スペックのアップデートがメインとなり、プロセッサーもIntelの「Kaby Lake」が搭載されるとのこと。
32GBのRAMを搭載したハイエンドモデルは2017年第4四半期(2017年10〜12月)に生産を開始する見通し。現状あるメモリシステムの制約につき、デスクトップ向けのメモリを使用することになると言われている。
気になるのはデスクトップ向けRAMを搭載した32GBモデルの電池持ち。以前、Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長Phil Schiller氏はRAMを16GBより多く搭載することによって電力消費が上がり、電池持ちが悪くなってしまうと説明していた。
なお、興味深いのは、通常の13インチ型および15インチ型MacBook Proは2017年第3四半期(2017年7〜9月)から量産が開始されると伝えられていること。プロセッサーがアップグレードされる予定のようだが、32GBのRAMを搭載するモデルと量産開始時期が異なる。
これらのことから、32GBのRAMを搭載した新型MacBook Proはとにかく電池持ちよりもスペックを最優先とするパワーユーザーにターゲットを絞ったハイエンドモデルとして遅れて発売を開始するのかもしれない。
12インチ型MacBookは2017年第2四半期(2017年4〜6月)から量産を開始する予定。見た目は引き続き2015年に発表された初代モデルから変わらない予定だが、Intelの新しいプロセッサー搭載によって最大16GBのRAMを搭載することができる。
操作性の高さはRAMだけで決まるわけではないが、8GBよりも16GBの方が動作の滑らかさを保ったままアプリを同時に複数起動し続けることができることは間違いない。MacBook Airの命もそう長くないことから同等の性能を持ち、Retinaディスプレイを搭載し、MacBook Airの11インチよりもコンパクトなボディを採用したMacが用意されることは非常に重要。
次期MacBook ProはIGZOディスプレイを搭載するという噂もある。Macを買い換える人にとって2017年は良い1年になるかもしれない。
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(via AppleInsider)