トランプ米大統領、Mac Pro(2019)用部品の輸入関税対象除外を希望するAppleの要請を却下
「AppleはMac Proの関税免除は受けられない。米国内で製造すれば、関税は免除!」とツイート
AppleがMac Pro(2019)用の部品を輸入関税対象から除外するようトランプ政権に要請したことに対し、トランプ米大統領はAppleの要望を却下する方針を明らかにした。
トランプ氏は日本時間7月27日、「Appleは中国で製造されたMac Pro部品に対する関税の免除または救済措置などは受けられない。米国内で製造すれば、関税は免除!」とツイートしている。
Apple will not be given Tariff waiver, or relief, for Mac Pro parts that are made in China. Make them in the USA, no Tariffs!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) July 26, 2019
米通商代表部に提出された文章によると、Appleはステンレス鋼やアルミニウムフレーム、電源、内部ケーブル、サーキットボードなどに対する25%の輸入関税を免除するように求めていたとBloombergが報じている。
「Mac Pro」の前モデルである”ゴミ箱型”の「Mac Pro」は米国テキサス州で生産されていたが、新モデルは中国で生産されると報じられている。Appleの他のサプライヤーと物理的な距離が近くなるため、米国内で組み立てるよりもコストを抑えることができることが理由と見られている。
関税が免除されない可能性が高まった今、Appleが関税分を吸収するのか、価格に反映するのか、それとも何か他の対策を講じるのか、注目が集まる。
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