皆がブランドのモバイルサイトに会員登録する理由
IMJが調査結果を出していたので、メモ。
「小売・店舗(飲食)」(例:マクドナルド、スターバックス、ミスタードーナツなど)
モバイルサイトに登録、アクセスすることで、お得な情報を入手し、実際の購入に繋がっていることがわかりました。「小売・店舗(衣料)」(例:H&M、GAP、ZARAなど)
メルマガをきっかけとして、セール情報や最新情報を確認している様子が伺え、販売店への誘導にモバイルサイトが貢献できていると推察できます。「インポートブランド」(例:COACH、BVLGARI、LOUIS VUITTONなど)
ブランドそのものが好きでモバイルサイトへ登録するユーザーが多いため、ダウンロードコンテンツがひとつのフックとなっていることがわかりました。「生活消費財メーカー」(例:コカコーラ、GATSBY、日清食品など)
モバイルサイトへの登録はキャンペーンがきっかけではあるものの、サイト閲覧後に実際に商品を購入したり、購入頻度が増えたりと消費行動の促進に繋がっている様子が伺えます。「耐久消費財メーカー」(例:ソニー製品情報、パナソニック、NISSANなど)
価格帯が比較的高いジャンルであるため、すぐに購入に繋がる割合は低いものの、商品についてクチコミ等を調べたり、比較検討の候補にいれたりと興味を喚起できていることがわかりました。
衣料系の小売のモバイルサイトはメルマガで即時性を利用して多くのユーザーに最新情報を配信しているみたいだが、このメルマガと並行して最近はTwitterもやっていたり、Facebookに進出したり、「即時性」や「即効性」に注力した販促方法が増えてきているような気がする。かく言う僕も、Appleの整備品情報が更新されたり、Amazonのセール情報や楽天の時間限定セール開催のメルマガが来たときは、(どうせ買わないのに)サイトに飛んで探してしまうことが多い。万が一ほしい物があったときに、他の人に取られるの、悔しいからね!
自分の行動を振り返ってみて冷静に考えてみると、この調査結果は当たり前なのだが、結局、何をするにしても、ある一定の定価を払うサービスを利用してもらうには、それ以上に価値が見込めるからであり、その「価値」となるものがジャンルによって違うっていうことだね。