Windows Phone 7 HTC HD7 触ってきた!
少し期間があいてしまったが、日本Androidの会なるものに参加する機会があり、その場で幸運にもHTC HD7を触ることが出来た。全てiPhone 4で撮影した写真・動画なので若干見づらいかもしれないが、ご容赦くださいな。
まずは、簡単にHTC HD7のスペックだけ書いておく。
- CPU: 1GHzのQualcomm Snapdragon QSD8250
- 画面:800×480 4.3インチディスプレイ
- カメラ:500万画素・720p動画撮影対応のデュアルLEDフラッシュ付きカメラ
- 容量:16GB
- 重さ:162g
噂には聞いていたが、本当にHTC HD7は早い。上記のスペックを見てもらえれば分かると思うが、結構なスペックを積んでいるので、速くて当然といえば当然なのかもしれないが、それにしても随分と使っていて気持がよかった。Windows 7も随分と高いスペックを要求されるらしいが、スペックを底上げしてこそ新しいものを使えるようにするというのは、ここ最近のMicrosoftの方針なのでしょうか。
HTC HD7の特徴といえばHTD Desire HDでもお馴染みの4.3インチディスプレイ。HTC Desire HDを使っていて思ったが、やはりかなりサイズが大きい分手に取ると落ち着かない気もするが、操作はしやすく画面が見やすい。
Windows Phone 7で最大の特徴であるタイル型インタフェース。タイル一枚一枚が非常に大きく、それもアプリによってはタイルがリアルタイムでプッシュを受け取って変化するのでただ眺めているだけでも面白かった。
横にスライドするとアプリケーション一覧が表示される。アプリが増えたら探すのが大変そうだが、スクロールも軽快だし、案外そこまでストレスにはならないのかな。
今までのWindows Phone、況してやWindowsからは考えられない程の統一感が感じられたのは、全てが黒バックに白文字、というベースがあるからなのだろうか。僕はiPhoneでは黒バックは気持が暗くなるので避けているのだが、不思議とこのインタフェースはとても落ち着く。例にカレンダーアプリを載せておく。
他はまとめて2分ちょっとの動画で撮影したので、ご覧ください。
HTC HD7だけの話ではなく、Windows Phone 7のアプリマーケットについても少し話が聞けたので、まとめておく。
- アプリ数は、2011年2月7日現在、7694本
- 一日平均して123本が登録されている
- 有料アプリ:無料アプリ=7:3
- 有料アプリの平均価格は$2.35
- トライアル制度をアプリに設けることが出来る
面白いのは、トライアル制度をアプリに組み込もうことが可能になっていること。これはガラケーの公式サイトでお馴染みのお試し期間等と同じもので、実際のところWindows Phone 7のMarketplaceで公開されている有料アプリのほとんどはこのトライアル制度を設けているそうだ。Androidには24時間以内にアプリを「返品」するサービスよりはスマートに出来ていると思う。
開発者登録をするためには、Apple同様、年会費$99かかる。それとは別途、無料アプリには6本目移行無料アプリを申請する場合は、申請費用として$19.99取られるそうだ。なお、有料アプリは申請費は掛からない。レベニューは他と同様3割がMicrosoftで開発者側には7割となっている。
僕は心底Windowsが嫌いだが、Windows Phone 7は全く別の次元にいてとても好感を持っている。発売されたらきっと買ってしまうに違いない。日本語の対応も発表されているので、早く日本国内の発売が決定して欲しいものだ。