「Powerbeats Pro」の耐水性能は「IPX4」相当
「Powerbeats Pro」は「耐汗・防沫機能でタフなトレーニングにも対応します」の説明書きがあり、耐汗性能および耐水性能を備えていることが伺えるが、具体的なIP規格は分かっていなかった。
iMoreによると、先行レビュー用として海外メディアに渡された製品に添えられた資料に「Powerbeats Pro」は「IPX4」相当の耐水仕様であると明記されていることが分かった。
水に浸かるような使い方はNG、「完全防水」ではない
度々登場するIP規格だが、「IPX4」とは「あらゆる方向からの飛沫(しぶき)に対する保護」という条件を満たす耐水性能となっている。
IP規格 | 耐水性能 |
---|---|
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫(しぶき)に対する保護 |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水に対する保護 |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水に対する保護 |
IPX7 | 一時的(30分)に水に浸かった状態に対する保護 |
IPX8 | 完全な水没に対する保護 |
確かに一定の耐水基準を満たす性能を持ち合わせているようだが、水に浸すような使い方はNG。
Appleも著名アスリートを起用したプロモ動画などを公開するなど運動用イヤホンとしてマーケティングしているが、エクササイズで利用する分には問題なさそうだ。
また、上記にあるIPの基準以上の水を浴びてしまったとしても必ずしも速攻で壊れるわけではない。実際、耐水性能が明らかになっていない「AirPods」を装着してジムで使用している人は山程いる。僕はあまりお勧めしないが……。
なお、iPhone 8や「iPhone X」では「IP67」、「iPhone XS」シリーズは「IP68」とされていることから、iPhoneの方が「Powerbeats Pro」よりも耐水性能が高いということになる。
「Powerbeats Pro」の国内販売は6月以降を予定。発売当初はブラックモデルのみ。
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