【レビュー】Boseの据え置き型ワイヤレススピーカー「SoundTouch 10」はワンタッチでプレイリストを再生可能!
日本に上陸して以来、僕は基本的に音楽を聴く時はSpotifyだ。今もまさにSpotifyの集中用プレイリストを「QuietComfort 35」で聴きながら作業している。ノイズキャンセリングもフィット感も抜群で、隣の部屋でテレビがついていても気にならない。
最近の僕はBoseにどっぷりとハマっている。作業中は「QuietComfort 35」、運動中は「SoundSport」、Macに繋いでいる外部スピーカーは「Companion 20」。
そして、最近新しい仲間が加わった。「SoundTouch 10」という据え置き型ワイヤレススピーカーだ。先日、2016年11月1日に開催された「BOSE秋の製品体験会」に参加した際に1台提供して頂いたので、かれこれ1ヶ月使ってみた感想について紹介しておく!
初期設定と登録が完了すればワンタッチで音楽が流れる
「SoundTouch 10」は据え置き型のワイヤレススピーカー。「SoundLink Mini II」のように持ち運ぶのではなく、電源に繋いだ状態で使用することが想定されている。
このようなワイヤレススピーカーは決して珍しくはないが、「SoundTouch 10」は大きな特徴としてSpotifyのプレイリストを最大6つまで予め登録することによってワンタッチでそのプレイリストを再生することができるということ。これが驚くほど便利で快適なのだ。
「SoundTouch 10」はスピーカー自らWi-Fiに接続することができる(IEEE 802.11b/g/nに接続可能)。初期設定で接続するネットワークを選択しておけば、お気に入りのプレイリストはいつもワンタップで再生開始。
もちろん、Bluetoothにも対応しているので手元のスマートフォンとペアリングし、再生することも可能。僕の場合、部屋全体を音楽で満たしたいという気分の時は15インチ型MacBook ProからBluetooth経由で音楽を流すこともある。一度ペアリングしておくとMacを起動した直後に勝手に最ペアリングしてくれたことには驚いた。
専用のリモコンもなかなか優秀。ボタンの押し心地も良く、音量調整も非常に細かいので一気に音量の上げ下げをしたい時には逆に不便に感じるかもしれない。
気になる音質はクリアでパワフル。Boseの音は低音が多いという印象を抱いている人も多いと思うが、スピーカーの場合、逆に低音が少し強いぐらいの方が迫力があるので僕は好きだ。
本体サイズは21.2cm x 14.1cm x 8.7cm、重さは1.31kg。電源が近くにある必要はあるが、物理的な場所も取らず、部屋の隅っこに置いても部屋全体をパワフルなサウンドで満たしてくれる。
外出から帰ってきてお気に入りのプレイリストボタンを押して再生開始。この生活に慣れるともう戻れない。「SoundTouch」シリーズには他にもより大きい「SoundTouch 20」やさらに大きい「SoundTouch 30」があり、大きければ大きいほど音の迫力や音質、機能も良くなる。
SoundTouch10/20/30ワイヤレススピーカーの違いは何ですか?
SoundTouch 10/20/30はいずれも、Wi-Fi接続、Bluetooth®接続、ならびにワンタッチプリセットでお気に入りの音楽を指一本で再生できる利便性を備えています。また、それぞれのシステムは、ご自宅の部屋の大きさに合わせて性能レベルを調整します。
SoundTouch 10は最小のSoundTouchスピーカーで、お部屋を満たす豊かなサウンドとサイズを超えたボーズパフォーマンスをお届けします。SoundTouch 20は汎用性の高いワイヤレススピーカーで、お部屋全体に広がるクリアなサウンドを実現します。
SoundTouch 30はボーズウェーブガイドスピーカーテクノロジーを装備した一体型ワイヤレススピーカーの中で最も高性能なモデルで、ご自宅の一番大きな部屋でも十分に響きわたる、深みのある豊かなサウンドを実現します。
もう1つ違いを挙げると、SoundTouch 20/30にはOLED(有機ELディスプレイ)を採用し、詳しい曲名、アーティスト、ラジオ局、接続情報を表示します。一方、SoundTouch 10では4個のLEDインジケーターを製品前面に配置することで接続情報をシンプルに表示します。
ただ、それと同時に価格も高くなる。「SoundTouch 10」は税込み29,160円とBose製スピーカーにしてはリーズナブル!自宅用の据え置き型ワイヤレススピーカーを購入しようと考えている人は検討してみるべし!
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