【レビュー】「Marshall Stanmore」ーーMarshallの名に恥じないサウンドが楽しめるBluetoothスピーカー

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自宅でふと、iPhoneから音楽を流したい時って無いだろうか。

移動中はヘッドホンやイヤホンで音楽を聞いてるからこそ、自宅ではスピーカーから音楽を流し、自分の耳の中だけではなく、空間全体をお気に入りのサウンドで満たしたい。

最近のiPhoneはそれなりに音が良くなり、音量もそこそこ出せるが、”空間を満たす”ような音は無理だ。どう頑張っても風呂の中ぐらいだ。もっとガツンと来るサウンドを楽しめるスピーカーが必要だ。

今回紹介するのは「Marshall Stanmore」という、MarshallブランドのBluetooth対応スピーカー。サンプルを貸して頂いたので、紹介する!

インテリアとしても魅力的なビンテージデザイン

今まで多数のワイヤレススピーカーを紹介してきたが、この「Marshall Stanmore」はハッキリ言って格が違う。サイズが350mm × 185mm × 185mm、重さが5.1kgもあるため、据え置きで使うことを想定し、自宅の片隅に置いてもインテリアの邪魔をしないオシャレな外観を持つ。

僕はギターやベースなどのアンプについては全くのド素人だが、Marshallといえばアンプというイメージが頭のなかにあり、僕の脳内にある「Marshallのアンプ」のイメージそのままのデザインというのがなかなか格好良い。

特にこのMarshallロゴのクラシック感が好きだ。筆記体のロゴと言えばMarshall、というイメージ。

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iPhone 8 Plus」と比較すると見ての通り大きい。そもそも机の上に置くこともできないほどのサイズなので、僕は机の足元に配置して使っていた。Bluetoothなので「MacBook Pro」の音を飛ばすこともできるので、テンション高く作業したい時は低音をドスドスと効かせて足元からお気に入りの曲を流していた。

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入力端子はaptXに対応した「Bluetooth 4.0」の他、3.5mmヘッドホン端子、RCA端子が用意され、ボタンで簡単に切り替えることができる。このボタンも高級感がありつつも、アナログなテイストが残っているところが素敵だ。

背面にはRCA端子と電源があるが、電源のケーブルが本体に対して真っ直ぐ飛び出す仕組みになっているため、壁にピッタリ付けたくても付けられない仕組みになっている点は注意が必要。その点、机の下に置いている僕は、そもそも壁際にピッタリかどうかを気にする必要がないので困らない。

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付属しているケーブルもMarshallブランドならではのレトロ感があり、存在感があることが逆に格好良い。ただし、僕はヘッドホン端子がないため、Bluetoothでしか使用していない。

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本体上部には入力端子やツマミ、電源ボタンなどがすべて揃っている。唯一RCA端子と電源は本体の裏側。音響に関しては対して詳しくないが、BASS(低音)とTREBLE(高音)のツマミが用意されているため、曲によって好みのバランスに整えることができることが魅力。

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電源ボタンもあえて目立つような「バチンッ」という音がするレトロなボタン。アンプでさえもっとしっかりとしたボタンになっているようだが、「Marshall Stanmore」はあえてのこのボタンにしたのだろう。

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よく見ると、このツマミにもこだわりが感じられる。グリップ感のあるゴムの上にある上部は、一見同心円が描かれているように見えるが、よくよく見ると中心から渦巻状に線が描かれているのだ。

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今どき、スマホ専用アプリがあるのにわざわざ本体で操作しないといけないなんて面倒くさい、という人もいるはず。使い始めた当初は僕もそのような思いだったが、このツマミを回して音を調整する、というのがまたワクワクするのだ。

完成された音を楽しむのではなく、自分の好みにツマミをクリクリすることが楽しい。自分だけの音を自分で作っている感が癖になるのだ。よって、僕は頻繁に机の下に潜っては調整していた。頭を何回もぶつけたが、それでも楽しいのだ。

高音質の次元が違う!迫力満点のサウンドが楽しめるスピーカー

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初めて「Marshall Stanmore」で音楽を再生した時、その音の迫力に思わず音楽を止めてしまうほど驚いた。過去にも据置きスピーカーは試したことがあるが、適当に流したポップスを、まるでコンサート会場で聴いているような迫力を感じた。

作業中にクラシックを流すことがある。普段はヘッドホンで聴いているが、試しに「Marshall Stanmore」で聴いてみた。少しベースを強めの設定にしていたが、ツマミをグリグリ回して調整した結果、まるで机の下に小さいオーケストラのような感覚を味わうことができた。

自宅でダンスミュージックを流すことはないが、低音に厚みがあるとテンションが上がる曲は時折流す。アンプのブランドだからなのか、バンド・サウンドやロックなどのジャンルは特にパンチが効いていて、仕事が全く手につかなかった。自宅でこれほどの音を楽しむことができるのは、驚いた。

僕なりの欠点を挙げるとしたら、楽しむためにはある程度ボリュームを出しても差し支えない環境があった方が好ましい、ということ。僕の場合は赤子が隣部屋で1日の半分以上寝て過ごしているため、僕が1人で留守番している時ぐらいしか最大限楽しめなかったのが惜しい。

また、欠点ではないが、ネックになるのはその価格。記事執筆時点の価格は4万円以上となっていて、このスピーカーを楽しめる環境を持ち合わせていない人であれば、購入は勿体無いかもしれない。

Marshall Stanmore」は気軽に買える値段ではないものの、Marshallブランドに恥じない音質、そしてビンテージ感のあるアンプをイメージしたであろう外観のこだわりを総合すると、実に素晴らしい据え置き型スピーカーだ。

自宅のリビングや撮影用のスタジオなど、広い空間を素敵な音楽で満たしたいという人は購入を検討してみてはいかがだろうか!

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