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OpenAIのAIスピーカー、早ければ2027年2月発売へ。カメラ・顔認証搭載で価格は200〜300ドル

Jony Iveが設計を主導。ユーザーの生活を観察してAIが先読み提案、音声での商品購入にも対応予定

OpenAI Sam and Lovefrom JonyIve

OpenAIがカメラと顔認証機能を搭載したAIスマートスピーカーを開発していることが明らかになった。

米テクノロジーメディアThe Informationが入手した情報によるもので、早ければ2027年2月の発売が計画されており、価格は200〜300ドルが想定されているという。OpenAIはスマートスピーカーのほかにスマートランプとAIグラスの開発も進めているが、これらは初期段階のため製品化は2028年以降になる見込みで、スピーカー以外は開発中止の可能性もある。

スピーカーにはFace IDに近い仕組みの顔認証機能が搭載される見込みだ。カメラを通じてユーザーの周囲の状況を把握し、目標達成を助けるようAIが行動提案を行う設計で、音声での商品購入にも対応するという。社内プレゼンでは「翌朝に会議がある場合に早めの就寝を促す」といった活用シナリオも紹介された。

Jony IveとAltmanのビジョン

この製品を手がけているのは元AppleのチーフデザインオフィサーJony Iveとそのデザインスタジオ「LoveFrom」。2025年5月にOpenAIがIveのスタートアップを買収して以来、CEO Sam Altmanとともに次世代AIハードウェアの開発が本格化してきた。なお、プロジェクト名をめぐる商標侵害訴訟が長期化しており、製品の命名戦略に影響が出ている。

2025年11月の時点で試作機が完成していたとされ、「穏やかで(peaceful)、押しつけがましくなく、人々に喜びをもたらす」との設計思想が明かされていた。スクリーンなしのポケットサイズという設計で、Altmanは「世界がこれまで目にした中で最もクールなテクノロジー」と表現し、「iPhoneの次」と位置づけている。

インダストリアルデザインのリードを担うのは元AppleのEvans Hankey。Tang TanやScott Cannon、元Apple SVPのEddy CueのAdam CueなどApple出身の人材が次々とチームに加わっており、Iveがほぼすべての設計上の最終決定を下している。

一方、OpenAI社員からはLoveFromの秘密主義や設計変更の遅さへの不満の声が上がっているという。LoveFromが手がけるデザインをOpenAIのエンジニアが実装するという分業体制が、組織的な軋轢を生んでいるとされる。

なお、Appleも同様のホームハブデバイスを今年中に発売する計画とされており、カメラとスピーカーを内蔵したうえで開発中の新バージョンのSiriとの深い連携が特徴になるとされている。ビデオ通話やスマートホーム製品の操作にも対応するという。

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更新日2026年02月21日
執筆者g.O.R.i
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