Ankerのこういう地味っぽい製品が意外と売れたりするんだよね

Ankerは11月1日、開催したイベント「Anker Power Conference 2023 Fall」にて、6台同時充電可能なスクエア型のコンパクト電源タップ「Anker PowerExtend (6-in-1)」を発表した。価格は2,190円。2024年春頃の発売を予定している。

3つのACポート、2つのUSB-Aポート、1つのUSB-Cポートを搭載し、6台同時充電が可能。搭載するUSBポートは合計最大20W出力となっており、出力仕様は以下のとおり。

• 1ポート利用時
  • USB-C : 5V 3A / 9V 2.22A (最大 20W)
  • USB-A1 / USB-A2 : 5V 2.4A (最大 12W)
• 2ポート利用時
  • USB-C + USB-A1 / USB-A2 : (最大 15W)
  • USB-A1 + USB-A2 : (最大 15W)
• 3ポート利用時
  • USB-C + USB-A1 + USB-A2 : (最大 15W)

本体サイズは約56 × 56 × 56mm、重さは約118g。片手に余裕で収まるサイズだ。

一見地味な製品だが、こういう製品こそ売れたり、細々と需要があったりする。「USB-Aなんて邪魔、時代はUSB-C」という”ガジェット通”にとっては面白みがないが、まだまだ世の中はUSB-Aが主流。住居や仕事場だけではなく、ホテル、旅館、個人経営店舗などではコンセントの活用方法として重宝されそうな製品だ。