Anker、電気自動車を充電できるポータブル電源を作ってしまう
「Anker Solix F3800 Portable Power Station」を発表
Ankerは11月1日、開催したイベント「Anker Power Conference 2023 Fall」にて、合計最大5000W出力と3840Whの容量を誇るAnkerのポータブル電源の最高峰モデル「Anker Solix F3800 Portable Power Station」を発表した。価格は699,900円、2023年11月21日より予約販売を開始し、12月中旬に発売を予定している。
停電時の消費電力を丸1日まかなえるほど超大容量(3,840Wh)と複数の家電を同時に動かすことも可能な合計最大で5,000Wの出力に加え、200VでのAC出力にも対応するためIHクッキングヒーター等にも電力供給が可能だ。200V対応のACポートは電気自動車にも充電できるため、電欠時の備えとして活用できる。
2023年12月に発売予定の拡張バッテリーを最大6台連結すれば、家庭用蓄電池を超える26,880Whまで拡張できる。また現在開発中のホームパネル「Anker Solix Home Power Panel」(価格未定、2024年春頃発売予定)と接続することで、停電時でも溜めた電力で自宅の家電を動かすことが可能になる。
「Anker Solix C1000 Portable Power Station」と同様に、独自の急速充電技術HyperFlashをサポート。本体を最短2.6時間で80%まで充電できる。リン酸鉄リチウムイオン電池の採用を始めとした長寿命化を実現するAnker独自の「InfiniPower設計」を採用することで、1日1回使用しても約10年間使い続けられる。
外観は以下の写真を参考にしてもらいたい。
本体サイズは約70.2×30.8×39.5mm、重量は約60kg。取っ手が付いており、下部のタイヤを使って移動できる。