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パーカスの名称と定義

drumset

「ボイパ」というものを全力否定したところで、じゃぁ一体なんていえばいいのか、ということになると思うので、僕が考える名称と定義を書いてみた。これはあくまでも僕の定義なので、あしからず。

「パーカス」

有声・無声問わず、アカペラにおけるボイスパーカッション全般の事をいっている。

「マウスドラム」

無声パーカスのことを指すと考える。理由は「マウス」で「ドラム」、つまり、口先でドラムの音を出す、ということを表現しているので、その状態に最も近いのは無声パーカスなのではないかと。

「ボイスドラム」

有声パーカスのことを指すと考える。理由は上記同様、「ボイス」で「ドラム」をするので、声ありきの有声パーカスを指すのではないかと考える。

「ヒューマンビートボックス」

Wikipediaで「ヒューマンビートボックス」を調べると、このような情報が書かれている。

ヒップホップ文化の黎明期からまもなくして生まれた技術である。ドラムマシンやターンテーブルを買えない貧困層の人達が、ドラムセットの口真似でリズムを再現し、それに合わせてラップをしたのが始まりと言われている。

ボイスパーカッションとの区別の定義としては、ボイスパーカッションはドラムの音のみを表現すること、ビートボックスはドラムの音でリズムを刻みながら、スクラッチ、ベース、その他様々な音を織り混ぜながら音楽を創ることであるといえる。そのため、ヒューマンビートボックスは、アカペラとは別に、一つの音楽ジャンルとして扱われつつある。
ただ、日本ではボイスパーカッションがアカペラを通じて有名になり、その後ヒューマンビートボックスが注目され始めたため、ボイスパーカッションとビートボックスの定義の違いが周知されていないことが多く、時折、動画サイト等のコメントで議論が交わされることがある。

僕の中の上記のような定義はなく、演奏方法で感覚的に判別している。ベースラインとリズムラインを同時に出しているような演奏方法は、基本的にビートボックスだと考えている。また、非常に曖昧だが、スネアの種類や出し方によってビートボックス寄りなのかどうかを判別している。

余談だが、過去に普通のアカペラバンドでビートボクサーと名乗って普通のパーカスをしたやつが他大にいたのだが、その時のアンケートでコテンパに書いたのは今でも覚えている。あれの何がビートボックスだったんだろうか。

ひとつだけ言っておきたいのは、アカペラバンドと一緒に演奏しているからといって、パーカスである、というのは間違っている。基本的にビートボックスの演奏方法を全面的にアカペラバンド内に取り入れることは邪道であり、耳障りだ。これについてもまた今度書きたい。

以上、僕の中のボイスパーカッションにおける名称と定義でした。疑問、反論等あれば、コメントにどうぞ。

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公開情報
更新日2013年05月06日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. Dcho(コメントID:182)

    ゴリさんすーぐボイパするからなー

  2. D長(コメントID:179)

    あー、草刈さんのアレ聞きたいわー

    「 ボ イ パ 」

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