「Alexa」と「Amazon Echo」、2017年内に日本に登場

Amazonは、クラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」と「Amazon Echo」を2017年内に日本に展開し、事前に購入を希望するユーザーには招待制で「Echo」を購入できるようにすることを発表した。同時に「Alexa Skills Kit（ASK）」および「Alexa Voice Service（AVS）」を日本市場でも展開することも明らかにした。

「Echo」は音声による操作で、常にハンズフリーで利用できるスマートスピーカー。各種情報や音楽の再生、ニュース、天気などの情報を求めると、内蔵されている音声アシスタント「Alexa」がすぐに対応。

「Echo」は、遠隔音声認識技術と7つのマイクを搭載し、部屋中のさまざまなところから発せられる音声を明確に聞き取ることが可能。それぞれのマイクの信号を合成する先進のビームフォーミング技術によって、ノイズや反響音、さらには音声指示以外の話し声さえも抑制することが可能。

専用のツイーター、2.5インチ型のダウンファイアーウーファーを組み合わせ、部屋全体に鮮明なボーカルとダイナミックな低音レスポンスを実現するDolbyプロセッシングも採用されている。

スマートスピーカー市場がますます盛り上がりを見せそうだ。日本国内では既にLINEが「WAVE」を発売し、「Google Home」が10月中に日本上陸するとの噂。Appleの「HomePod」も12月にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売される予定となっている。