画像で見比べるAndroid Market Web StoreとiTunes Store
Android Market Web Storeが本日オープンした。僕も早速使ってみたのだが、思っていた以上によく出来ている。いかんせん、Android本体のマーケットの出来がお世辞さえも言えないぐらいの出来の悪さなので、Web版とは言えまるで期待していなかった。ところが、蓋を開けてみると、意外と見やすくデザインされていて、クラウドとの密な連携やソーシャル連携などAndroidらしさも出ていて、不覚にも感心してしまった。
せっかくなので、iTunes Storeと比較してみることにした。共にEvernoteを開いている。
▽そして今日オープンしたAndroid Market Web Store
見比べてみると、個人的にiTunesに使い慣れているせいか、iTunesの方が無駄が無い感じがする。Android Market Web Storeの右上にあるEvernoteのイメージ画像のようなものがあるのは、一見派手に見えるが、正直言って不要だ。また、iTunesは実際にどんなアプリかを判断するのに重要なスクリーンショットも大きく表示されていている点の方が個人的に好みである。ユーザーレビューをタブにいれているのは便利かもしれないが、どちらのマーケットもそもそもユーザーレビューのクオリティが低いので、アクセスがよくなっても参考にならない。まあ、あくまでも僕の主観なので、大目に見てください。
ただ、Android Market Web Storeの凄さはインタフェースそのものよりも、密なクラウド連携に魅力がある。ストアにログインし、ストアで何かアプリケーションをダウンロードすると、自分の手元のデバイスにプッシュされ、自動的にダウンロードが開始される。iPhoneの場合はiTunesでアプリケーションを買った場合、必ずケーブルでつなぎ同期して初めてアプリケーションをiPhoneの中に入れることができるので、その手間をここまで省けるのはなんだか清々しい。
自分でも試したのだが、ブラウザで「ダウンロード」と押したら、勝手に手元のRegza Phoneのステータスバーにダウンロード中のアイコンが表示されていたのは、結構びっくりするが、言うまでもなくかなり便利だ。MobileMeから伺えるAppleのクラウドサービスの出来の悪さを考えると、同様の機能をまともに提供出来るとは思えないので、iPhoneユーザーは今回ばかりは指をくわえてるしかなさそうだ。