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「Vision Pro」の名称、中国ではHuaweiに商標登録されていると判明

考えられる選択肢は3つ。①Huaweiと交渉する ②異なる名称で販売する ③中国では発売しない

Apple WWDC23 Tim Cook with Apple Vision Pro

Appleの空間コンピュータ「Vision Pro」は、中国では「Vision Pro」の商品名で利用できない恐れがある。中国メディアによると、Huaweiが先に商標登録しているという。

Vision Pro」の商標は、2019年5月16日にHuaweiに申請。2021年11月28日から2031年11月27日まで、商標の独占使用権が与えられている。

Huaweiは、スマートスクリーン「HUAWEI Vision S」やスマートフォン「Vision 007HW」など、すでにVisionブランドの製品を複数発表している。さらに似たコンセプトを持つメガネ型AR/VRデバイス「Vision Glass」なども投入済み。現時点では「Vision Pro」の名称を持つ製品は登場していない。

Appleは、過去にも他社に商標登録された商品を発売している。国内では「iPhone」が有名。インターホン大手アイホン株式会社に毎年、約1.5億円の利用料を支払っていると推定されている。そのためiPhoneの商品ページや外箱には「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています」の1文が必ず明記されている。

Appleは、Vision Proを2024年初頭に米国で発売する予定。米国外の国や地域では、順次発売を計画しているが、具体的な日程は明らかにしていない。中国で発売する場合、Huaweiとの交渉または販売名称の変更が考えられるが、最悪の場合、販売を見送る可能性もある。

名称を変更して販売する事例として、日本ではAppleのWi-Fi製品「AirPort」が有名。国内では関西電機が商標登録しており、「AirMac」として登場している。

(Source: MyDrivers via MacRumors

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更新日2024年01月31日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:687280)

    Apple Pay、Apple Pencil、Apple Watch、Apple MusicのようにAppleを付ける名称が増えたのはAppleを付ければ大体セーフになるからって説を見たけどそれは通用しないのかな

  2. 通りすがりの読者(コメントID:687260)

    別の名称に変えそうな動きが出てるようですね。発売も通常の製品と違って半年以上先ですし、変えちゃった方がいいかも。

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