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Apple Vision ProがPlayStation VR2コントローラーに対応か。WWDC25で発表の可能性

visionOS 26で空間コントローラーもサポート、新Gamesアプリとの連携でVRゲーミング体験が大幅向上

Amanz pC3007wu9kY unsplash

Appleが来週開催予定のWWDC 2025で、visionOS 26におけるPlayStation VR2コントローラーやXboxコントローラーの本格サポートを発表する可能性が高いことが明らかになった。9to5Macが報じた情報によると、Apple Vision Proのゲーム体験が大幅に向上することになりそうだ。

現在のApple Vision Proは、技術的にはBluetoothコントローラーをサポートしているものの、開発者による活用は限定的だった。しかし、visionOS 26では、PlayStationやXboxのコントローラーに加えて、空間コントローラーと呼ばれる新しいカテゴリの入力デバイスもネイティブサポートする予定だ。

PlayStation VR2コントローラーとの連携が実現

BloombergMark Gurman氏が以前報じた通り、AppleとSonyは今年初めからPlayStation VR2のハンドコントローラーをVision Proでサポートするための協力を開始している。この取り組みはSony内部で数カ月にわたって進められており、Appleはサードパーティの開発者にもゲームへの統合について打診を行っているという。

新しいシステムでは、ユーザーがゲームを購入する際に、そのタイトルがPlayStation、Xbox、またはMFiコントローラーを必要とするかどうかが明確に表示される。さらに、3Dインタラクションに特化した空間コントローラーが必要なタイトルについても、専用の通知が表示される仕組みだ。

新しいGamesアプリとの連携も

これらのコントローラーサポート強化は、Appleが今年後半にリリース予定の新しいGamesアプリとも連携する見込みだ。このアプリは、Apple Arcade、App Store、さらにはmacOSではApp Store外でインストールしたタイトルまで、すべてのゲームを一元管理できる中央ランチャーとして機能する。

新Gamesアプリには、かつてのGame Centerアプリのような機能も復活する予定で、実績、チャレンジ、ソーシャル機能が統合される。「Play Now」タブでは、友人がプレイしているゲームを確認したり、進捗を追跡したり、リーダーボードで競い合ったりできるようになる。

Apple内部では、FaceTimeやiMessageとのより密接な統合も検討されており、ゲーム内コミュニケーションやApp Clipスタイルのミニゲームのサポートも含まれる可能性がある。さらに、Appleは最近「Sneaky Sasquatch」の開発スタジオを買収しており、ゲーム分野への本格参入の姿勢を示している。

これらの機能がWWDC 2025で完全に発表されるか、それとも一部のみの発表となるかは不明だが、AppleがWWDCでプラットフォームのゲーミング能力を再びアピールすることは確実だ。Vision Proのゲーム体験向上により、これまで限定的だったVRゲーミング市場でのAppleの存在感が大きく高まることが期待される。

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更新日2025年06月08日
執筆者g.O.R.i
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