Apple WatchのマイクロLEDディスプレイ搭載モデル、2025年春に発表か
従来の流れを踏まえると「春発表」には違和感あり。秋頃の発表のほうが現実的
マイクロLED技術を採用したディスプレイを搭載するApple Watchの登場は2025年春頃になる可能性がある。ディスプレイ関連サプライチェーン調査会社のCEOを務めるRoss Young氏によると、搭載するディスプレイパネルの製造は2024年末頃の開始が予定されているという。
Haitong Intl Tech ResearchのアナリストJeff Pu氏は最新レポートで2024年登場を予測していた。Young氏のディスプレイ情報の予測精度は極めて高いが、発表時期には疑問が残る。Apple Watchの新モデルはiPhoneと同時に発表してきており、発表時期を変更するべき理由も思い当たらない。
初代Apple Watchのように秋発表、翌年春発売の流れも考えられるが、発表から発売までの期間が開くことで顧客の購買意欲が低下する恐れがあり、既存製品のアップデートで行うべき戦略ではない。2025年に発表するのであれば、秋に「iPhone 17」シリーズと同時期のほうが現実的だろう。
Ross Young氏はApple Watchに採用されるマイクロLEDディスプレイの詳細は明かしていない。Pu氏は1.92インチよりもさらに大きい2.1インチ型になると予測しており、Apple Watch Ultraの新モデル用と考えられる。
マイクロLEDは有機ELと似ている性質を持ち、省電力性に優れている。製品に採用することで、ディスプレイパネルの薄型化、画面輝度の向上、高いダイナミックレンジ、広色域の表現が期待できる。AppleはマイクロLED技術を高い関心を持っており、2014年頃に買収などを通じて投資を続けている。
(Source: MacRumors)
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