HomePodは売れば売るほど赤字、Apple TV 4Kは販売価格=原価
John Gruber氏が運営しているポッドキャスト「The Talk Show」にて、信頼できる情報元からの情報として、「Apple TV 4K」は販売価格が原価と同じであること、「HomdPod」は販売価格が原価を下回っているため売れば売るほど赤字であると伝えている。
Appleは各製品に対し高い利益率を設定することが有名。Gruber氏によると一般的には38〜39%程度だと言うが、「Apple TV 4K」に関しては利益ゼロ、「HomePod」に関しては利益ゼロどころか損失を被る価格設定となっているようだ。
Appleのサービスで回収することを前提とした価格設定か
「Apple TV 4K」の価格は179ドルに設定されているが、Gruber氏が聞いた情報によると原価は180ドルとのこと。
一方、「HomePod」の価格は349ドルに設定されているが、「(事実であることは)証明できないが、HomePodの原価は販売価格を上回っていると考えている」とコメント。ただし、大幅な赤字ではないとのこと。
Bloombergは「HomePod」の製造コストは216ドルであると報じていたが、これらはあくまでも部品原価であり研究開発費用やマーケティング費用などは含まれず、Gruber氏の情報が正しければ、実際はこれらに134ドル以上かかってるのかもしれない。
この戦略自体は不思議ではない。Appleはハードウェアで利益を出さない代わりに「Apple Music」にくわえ、存在について言及していたオリジナル動画コンテンツの配信計画や噂されているゲーム用の定期購読サービス、雑誌の定期購読サービスなどののサブスクリプションサービスで回収することを前提としていることも考えられる。
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