HomePodの製造コストは216ドルーー原価率は約62%

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「HomePod」の製造コストは約216ドルであるとBloombergが伝えている。販売価格は349ドルであることから、原価率は約62%ということになる。

TechInsightsが実施した調査に寄ると、マイク、ツイーター、ウーファー、電源などは総額58ドル、Siri用のディスプレイなどは60ドル、「A8」チップは25.50ドル、ハウジングなどは25ドルと分析。製造やテスト工程、パッケージなどの費用は1台あたり17.50ドル掛かっていると見ている。

GoogleAmazonと比べて利益率が低い

「HomePod」が1台あたりから得ている利益は非常に少ない。「Google Home」の利益率は66%、「Amazon Echo」は56%に対し、「HomePod」は38%となっている。

参考に、「iPhone 8」の推定製造コストは247.51ドルで、利益率は64%。「iPhone X」の推定製造コストは357ドルと見られ、利益率は64%。

原価ギリギリの価格、とまではいかないが、競合製品を意識してこれほど低い価格帯に設定したのではないかと見られている。

つまり、「スマートスピーカー」というジャンルの中では比較的価格帯が高めに設定されている「HomePod」だが、実際は掛かっているコストに対して安く販売されているということになる。

現状は「スマートスピーカー」の「スマート」が不足していると評価されている「HomePod」だが、今後のソフトウェアアップデートで改良されるであろう部分も多い。音質は高い評価を得ているので、今後のアップデートに期待して多くのユーザーが「HomePod」を手に取ってくれればAppleも価格を抑えた甲斐があるのだが……。

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