新型「Apple TV」のハードウェア仕様が明らかに!「A8」搭載、ストレージは8GBまたは16GB
世間の予想に反して9月9日のスペシャルイベントでは新型iPhoneの発表よりも新型「Apple TV」の方が重要度は高いのかもしれない。
9to5Macが信頼できる情報筋から得た情報によると、新型「Apple TV」は現行モデルより物理的に大きくなるものの、飛躍的に性能が向上がした「A8」プロセッサを搭載し、ストレージ容量は8GBまたは16GBになるなど、様々なハードウェア仕様を明らかにしていたので、紹介する!
「Apple TV (第4世代)」のハードウェア仕様について
それでは以下に今回明らかになった情報をまとめておく。
8GBモデルと16GBモデルが用意される?!
2010年に発売された現行モデルはコンテンツをキャッシュするために8GBの内蔵ストレージが用意されている。噂ではこのストレージ容量が飛躍的に増えると言われていたが、最新の情報によるとAppleは8GBモデルと16GBモデルをテストしているとのこと。
“ホビー” 製品を脱したからこそ、新しい「Apple TV」についてAppleは慎重に価格設定を検討しているようだ。今のところ8GBモデルを149ドル、16GBモデルを199ドルで販売するか、16GBモデルを149ドルで販売するかという2つの販売戦略が候補に挙がっていると伝えられている。
今の時代、8GBしかストレージ容量がないデバイスを販売すること自体どうかと思う人もいるかもしれないが、そもそも「Apple TV」のコンテンツの多くはストリーミングされるため、8GBでも事足りるとのこと。さらに、新型「Apple TV」は「iOS 9」が動作することから、搭載されているストレージ容量節約機能を活用することによって問題ないと指摘している。
「iPhone 6/6 Plus」と同じ「A8」プロセッサ搭載
以前から何度も噂されている通り、新型「Apple TV」はやはり「A8」プロセッサを搭載する模様。これは「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」に搭載されているチップと同じだが、同日に発表されるであろう「iPhone 6s」シリーズには性能が劣ると予想される。また、「iPad Air 2」に搭載されている「A8X」チップよりも性能は低い。
それでもこれまでのモデルはシングルコアの「A5」プロセッサを搭載していたことを考えると「A8」チップの搭載は飛躍的に性能が向上すると期待される。他のiOSデバイスとは異なり常に電源に繋げて使用することから電池持ちのことを気にする必要がないため、クロック数などを最適化している可能性もありそうだ。
新しいリモコンは本体のカラーと同じブラックに
新型「Apple TV」で特に注目が集まっているのは新しいリモコン。モーションセンサーを内蔵し、物理ボタンだけではなくタッチパッドも搭載するため、ゲームプレイが捗りそうな予感。
これらの情報に加え、今回新たになったのはリモコンのカラー。現行モデルはシルバーでメタリックな外観だが、新モデルは本体のカラーに合わせてダークグレイ/ブラックになり、アルミ製であるとのこと。タッチパッドの下にはSiriボタンとホームボタンが用意され、近くに音量ボタンがあるそうだ。
用意されている外部ポートは現行モデルから変わらず
「Apple TV (第4世代)」がどのような外部ポートに対応しているかを気にしている人もいるかもしれない。9to5Macによると、外部ポートは現行モデルと変わらず、電源ケーブル用ポートの他、HDMIコネクタとUSBコネクタが用意されているとのこと。
4K動画のストリーミング再生には非対応
「iPhone 6s」シリーズは4K動画の撮影に対応していると噂されているが、残念ながら新型「Apple TV」は4K動画のストリーミング再生には非対応。
これは提供されているコンテンツだけではなく、AirPlay経由による4K動画ストリーミングにも対応しないとのこと。
新型「Apple TV」、テレビゲーム市場に真っ向勝負か?!新しいリモコンを用意、App StoreとSiri対応は確実に
(via 9to5Mac)