新型「Apple TV」、Wiiのようなモーションセンサー搭載のリモコンを用意か?!狙いはゲーム市場?!
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「WWDC 2015」で新モデルが登場すると噂されていたものの、直前で延期の決定が下された新型「Apple TV」。直前で発表を断念したのは他でもなく、完成度を高めるため。
Appleにとって「Apple TV」は”ホビー製品”ではなくなった。来月発表される新しい「Apple TV」は本気の製品だ。
TechCrunchによると、新型「Apple TV」はWiiのようなモーションセンサー搭載のリモコンが用意されていると報じている!また、同記事を書いた編集長Matthew Panzarino氏によると、Appleは新モデルでカジュアルゲーム市場を中心にゲーム市場のシェア獲得を狙っていると分析している!
ついに「テレビゲーム」市場にメスを入れる?!
「iPhone 6s」シリーズに注目が集まっていたが、9月9日のスペシャルイベントにおける新型「Apple TV」の比重は決して軽くは無さそうだ。
延期されているものの、新型「Apple TV」のハードウェアは以前報じられていた通り。「A8」チップが搭載される予定となっているが、iPhoneやiPadと異なり常に電源に挿した状態で使用するため、プロセッサの持つ性能を今まで以上に引き出すことができるとのこと。ナビゲーションや各種エフェクトも現行モデルのものに比べて改善される見通し。
専用のSDKも用意され、Wiiリモコンのようなリモコンも同梱されるとなれば、Wiiに対抗するようなゲーミングデバイス/プラットフォームを準備していることは容易に予想できる。リモコンを複数台用意し、大きなテレビの前に数人集まってゲームをすることもできそうだ。
他にも来年に延期されると報じられていたウェブストリーミング型テレビサービスや「HomeKit」のハブとして機能することを利用すれば、新型「Apple TV」はある意味、リビングルームを支配することができるかもしれない。
これまでの「Apple TV」はホビー。来月発表される「Apple TV」は本気。現行モデルより価格は値上げされるようだが、値上げするだけの価値は十分ありそうだ!
(via MacRumors)