【マリオは出ない】任天堂、年内にスマホ向けアプリを提供する計画を明らかに!
誰もが出して欲しいと思っていたゲーム会社がついにスマートフォンアプリ市場に参入する!今年もまだまだスマホ向けゲームアプリ市場が盛り上がりそうだ!
ITMediaによると、任天堂の岩田社長が本日実施された経営方針説明会において任天堂として年内にスマホ向けアプリを提供する計画を明らかにしたようだ!
ただし「マリオ」など既存タイトルの移植はせず!残念!
「任天堂がついにスマートフォンアプリに参入!」
このニュースを耳にして心躍らせている人も多いだろう。確かに任天堂がスマホゲーム市場に参入することは事実だが、誰もが期待していたマリオなど既存タイトルはスマートフォンに移植されることはない、と岩田社長にキッパリと否定されてしまった。
スマートフォンアプリ市場参入の目的は任天堂ゲームの認知度向上。具体的なアプリの詳細については明らかになっていないが、あくまでも「『任天堂プラットフォームに参加していただくきっかけをつくる』という目的」となっているようだ。
岩田社長は「ビデオゲーム専用機プラットフォームの未来を決して悲観しているわけではない」「『ハード・ソフト一体型のビデオゲーム専用機プラットフォームを経営の中核とすること』は今後も変わらない」「自社ハードを捨てて、他のプラットフォームに軸足を移すということも考えていない」と、プラットフォームを堅持する方針を示した。将来のために新ハードの研究開発も進めているという。
ITMediaには上記のように、経営方針の変更はなく、これまでと同様に自社ハードを中心にビデオゲームプラットフォームを軸に事業展開を進めるとコメントしている。
ただし、任天堂の業績は決して芳しくない。2014年3月期通期の連結最終損益が250億円の赤字となる見込み。これまで一切手を出してこなかったスマートフォンアプリに参入することを宣言した、ということは言葉以上に大きな意味を持つと考えられる。
任天堂のスマホアプリ市場参入によって、かつての勢いを取り戻すことができるのだろうか。今後に注目したい。
(via 気になる、記になる…)