当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

【SEO】Google、HTTPSサイトを検索順位で優遇することを発表!まずは様子見が賢明か

From http to https
【img via Google ウェブマスター向け公式ブログ

昨日、GoogleHTTPSをランキングシグナルとして取り入れること、つまり、HTTPSサイトをオーガニック検索で優遇することを正式に発表した。詳しくは以下の記事からどうぞ。

HTTPSとはSSL通信暗号化に対応したサイトのことを表す文字列。ウェブブラウジングをしていると、URLに「http://〜〜」と書かれているところが緑色の鍵付きアイコンと共に「https://〜〜」と書かれているのを見たことはないだろうか。特に会員情報の入力画面や決済画面などで見受けられることが多いが、Googleの発表によると、今後この「HTTPS」に対応したサイトを「HTTPS」に対応していないサイトよりも検索順位においてより上位に表示することを決めたそうだ。

今後の動向は要チェック!ただし、影響はグローバルでクエリの1%未満

「HTTPよりもHTTPSの方が優遇される。今すぐにでもHTTPSに変更しなければ!」と焦っている人もいるかもしれない。ただ、現段階ではあまりにも情報が不足している。焦って行動するよりも信憑性の高い情報を待つ方が賢明だ。

Googleも「今後数週間のうちに詳細なベスト プラクティスを公開する予定です」と書いている。現段階では基本的なヒントとして以下の内容が紹介されている。

  • 必要な証明書タイプを決定します: シングル、マルチ ドメイン、ワイルド カード
  • < 2048 bit の証明書を使用します
  • 同じ安全なドメイン上にあるリソースには相対 URL を使用します
  • 他のすべてのドメインにはプロトコル相対 URL を使用します
  • サイトのアドレスの変更方法について詳しくは、サイト移転に関するヘルプ記事をご覧ください
  • robots.txt を使用して HTTPS サイトへのクロールをブロックしないでください
  • 可能な限り検索エンジンがページをインデックス登録できるようにします。Noindex メタタグの使用は避けます。

また、海外SEO情報ブログでお馴染みのSuzuki Kenichiさんはこの件に関して寄せられた質問について、以下の記事で回答している。合わせてSuzuki KenichiさんのGoogle+も要チェック。

HTTPSに対応させるということはお金が掛かる。ただ、これは必要経費だと捉えるべきではないかとSuzuki Kenichiさんは指摘する。

サーバー証明書の取得など費用がかかりますが、安定したサーバー、パフォーマンスの良いサーバーを利用することにお金をかけることが当然なように、ユーザーのセキュリティを確保するための必要経費だと考えましょう。

ウェブマスター(ウェブ媒体運営者)であれば、必ずGoogleの公式発表に目を通しておくべし。用語が分からなくても一度見ておくことが大事。

正直、僕自身も分からないことだらけで困惑しているが、今できることはやはり情報を集めて取るべき行動を見極めることしかない。

(via Google ウェブマスター向け公式ブログ

もっと読む

12本の記事を表示する
関連キーワード
公開情報
更新日2014年08月08日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「SEO」新着記事
トレンド検索