Google、アプリダウンロードを促す全画面広告を表示させるサイトを「モバイルフレンドリー」ではないと判定する方針へ
Googleは常日頃から検索におけるユーザー・エクスペリエンスの改善を試みている。今年2月にはスマートフォンから閲覧しても見やすいようにスマホ対応の有無がランキング順位に影響することを発表している。
本日、Googleは検索結果からウェブページに遷移した時にアプリのダウンロードを促す全画面広告(インタースティシャル広告)を設置しているサイトを「モバイルフレンドリー」ではないと見なすことを正式に発表した!
11月1日から正式に適用へ!ランキングに影響も
Official Google Webmaster Central Blogによると、現地時間9月1日より「モバイル フレンドリー テスト」においてアプリダウンロードを促すインタースティシャル広告を導入しているサイトは検知され、警告されるとのこと。
大事なのは検索結果から訪れたユーザーが求めているコンテンツの閲覧を妨げないようにすること。代替案としてSafariの「Smart App Banners」やGoogle Chromeの「Web App install banners」の利用を推奨している。
また、今回「モバイルフレンドリー」ではないと見なされるのはすべてのインタースティシャル広告ではなく、あくまでもアプリインストールを促すもののみ。これに関してはGoogle Search Quality Teamの長山一石氏も明言している。
@tsuj @suzukik アプロダウンロードに関するもののみです!
— Kazushi Nagayama (@KazushiNagayama) 2015, 9月 1
対応期限は本日から2ヶ月。11月1日以降、アプリダウンロードを促すインタースティシャル広告を表示しているサイトは「モバイルフレンドリー」ではないと見なされるため、モバイルにおける検索順位が下げられる可能性がある。
ところでアプリインストールを促すインタースティシャル広告と言えば下記に見覚えは無いだろうか。
A sampling of Google's own full-page mobile app install interstitials. pic.twitter.com/whYRprLTUo
— Mike Dudas (@mdudas) 2015, 9月 1
あれ、これってもしかして全部Google……?!
人の振り見て我が振り直せ、と心の中で思いつつ、自分のウェブサイトが該当する場合は早めに対応しましょう!
(via Official Google Webmaster Central Blog)
正直、Googleのしか見た記憶ないです…