Lenovoの「Yoga Book」は次世代タブレット!キーボードにも巨大絵描きパッドにも手書きメモ帳にもなる
Lenovoが3年間温めてきた最新のタブレットデバイスが披露された。いや、そもそもこれはタブレットと呼んで良いのだろうか。
本日、Lenovoは「Yoga Book」を発表した!見た感じではよくキーボード部分を折り返すことができるタブレットのように見えるかもしれないが、よく見て貰いたい。ディスプレイに取り付けられた、本来であればキーボードとなると思われる部分がカバーのようなフタになっている。
実はこれがワコム製のタッチパネルとなっていて、バックライト付きのキーンボードにも、スタイラスペン入力可能な巨大なタッチディスプレイにもなるのだ。さらに、スタイラスペンのペン先にインクカートリッジを取り付けることによってタッチパネルの上に置いた紙に書いた文字がデジタル化され、「Yoga Book」にリアリタイム転送することもできる。まさに次世代タブレットと呼ぶべき存在かもしれない。
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Android版とWindows版を用意!価格は499ドル〜
Lenovoはこのワコム製タッチパネル部分を「Create Pad」と呼んでいる。確かにキーボード入力からスタイラスペン入力、そしてリアルなペン入力までクリエイティビティを思う存分発揮できる、「Yoga Book」の肝となる部分だることは間違いない。
ディスプレイは10.1インチ型、解像度は1,920 × 1,200ピクセル。RAMは4GB、ストレージは64GBとなっていて、Micro SDで拡張可能。プロセッサーはIntel Atom 5xを採用。
「Yoga Book」は「Android Marshmallow」バージョンと「Windows 10」バージョンが用意されている。いずれのバージョンもスペックは全く同じなので電池容量も同じ8,500mAhとなっているが、Android版は最大15時間、Windows版は最大13時間使用可能となっている。
価格はAndroid版が499ドルから、Windows版が549ドルから。できることを考えると非常にリーズナブルで、仕事用のメモデバイスやカフェでちょこっと作業したいためのデバイスとして相性がが良さそう。デジタル・アナログどちらに対応している点は学生にとっても魅力的かもしれない。
発売は10月を予定している。
Lenovo Yoga Book | |
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ディスプレイ | 10.1インチ フルHDディスプレイ (1,920 × 1,200) |
CPU | Intel Atom x5(クアッドコア) |
OS | Android 6.01 Marshmallow Windows 10 Home/Pro |
RAM | 4GB LPDDR3 |
ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | Micro SD、最大128GBまで対応 |
サイズ | 256mm × 170.8mm × 9.6mm |
重さ | 690g |
カメラ(外向き/内向き) | 800万画素(AF対応)/200万画素(AF非対応) |
LTE | 対応(Nano SIM) |
電池容量 | 8,500mAh |
連続使用可能時間 | Android版:15時間 Windows版:13時間 |
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(via The Verge)