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娘氏「私、もうパパの仕事手伝えるよ」 Appleサマーキャンプで娘たちが映画作りに挑戦

6歳から参加可能、iPad ProとiMovieで本格映画制作。Apple丸の内での貴重な体験レポート

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昔からAppleを追っている身としては「いつか子どもと参加したいな」と密かに夢見ていたイベントだった「Appleサマーキャンプ:友情をテーマにしたオリジナルの映画をiPadでつくろう」。今回、実際に娘たちと参加してみて、その体験は期待を大きく上回るものだった。

このイベントの講師を務めてくださったのはKaitoさん。ゴリミーを熟読されている変人であれば「アレ?どこかで聞いたことがある名前だな」と思う人もいるかもしれない。

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実はApple Intelligenceセッションでお世話になったスタッフで、偶然にもKaitoさんが今回もご担当だった。内気な娘たちが楽しく参加できるか心配ではあったが、Kaitoさんなら安心だと確信した。

「宇宙から帰ろう」コンセプトで始まる映画制作

集まった人数は約15名。基本的には子どもたちだけでイベントに参加し、親は後ろで見守るような形だった。子どもたちはどこか不安そうな表情で、真夏日だった土曜日の夕方スタートということで、やや疲れ気味。

しかしKaitoさんを中心としたスタッフの方々の明るさによって徐々に声も出てきて元気も出てくるように。「宇宙から帰ろう」というコンセプトで、友情をテーマに映画作りを行うというものだ。

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iMovieの使い方を学び、映画作りにおける監督、録音、編集というプロセスを体験しながら協力して1本の動画を仕上げ、最後には「友情がテーマの映画祭」を開催し、全員が作成した動画を鑑賞する、という流れだった。

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11インチM4 iPad Proで学ぶ本格的な映像制作

iMovieの使い方を習う際は11インチM4 iPad Proが貸し出され、いざ映画制作チームに分かれると1台に集約されチームで使い回す。

「さすがApple、1人1台貸し出してくれるんだ」と思いつつ、ふと気になって計算してみた。最安モデルが16.4万円で、約15人ということは……にひゃくよんじゅうろくまんえん……!みんな……丁寧に扱ってくれよな……!

イベントでは様々なテクニックを教えてくれる。演技指導から始まり、カメラワークの解説。カット割りの仕方も教えてくれた。

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現地にいたスタッフと「今後の動画作りは全部子どもに外注できますね」と盛り上がった。確かに。時給100円でやってもらおう(ニヤリ)。

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Apple丸の内で行われた撮影と編集作業

撮影はApple丸の内の2階で行っていた。「こんな空間で動画が撮れるのはすごいことなんだぞ」と、娘たちに10年後ぐらいに言っておきたい。子どもたちは時には監督になったり、時にはカメラマンになったり、時には俳優になったりして、それぞれ役目を回しながら映画を撮影していった。

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娘たちのチームは撮影に随分と時間が掛かってしまったが、それでもスタッフが常時指導したり、時には時間の都合で無理矢理進めてくれたりと、保育園の先生ばりにあらゆるマネージメントをしながら進めてくれていた。いくらスタッフとはいえ、普段は大人を相手にしている人たちなのに、ここまでのホスピタリティを提供できることに感動した。凄すぎる。

撮影後はひたすら編集。トランジションから再生速度の変更、文字のエフェクトなど様々な機能を教えてもらいながら子どもたちはそれぞれのチームで頑張って編集を行っていた。

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長女は編集作業が特に楽しかったようで、「色の変更」や不要な部分をカットする作業に夢中になっていた。「もっと長く編集したい」という声も聞こえてくるほどだった。一方で次女は、iPadの重さに苦労しながらも、撮影の際の「掘る」という動きを表現するのが楽しかったと振り返っている。

感動の上映会で得られた達成感

編集タイムが終了、それぞれのチームがKaitoさんのiPadにAirdropしてついに待ちに待った上映会。それぞれのチームから個性的な作品を見ることができた。もちろん各チームは大盛り上がり。

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やはり自分たちが作った、自分たちが出演している動画を大画面でみんなで見て、みんなから拍手をもらえるという体験は、子どもたちにとって相当楽しいだろう。

我が子たちはかなり疲れていたものの、相当楽しかったらしくてホッとした。長女に「今度パパの動画のカット割りやってよ」と冗談ぽく言ってみたら「いいよ、私もうできるからね」と得意げだった。自己肯定感爆上げ。

子どもたちが語る「分かりやすい説明」の価値

イベント後に娘たちに感想を聞いてみると、口を揃えて「Kaitoさんの説明がとても分かりやすかった」と話していた。「面白い人」「いい人」という印象を持ったようで、大きな画面でどこを押せば良いかを丁寧に示してくれたことが、理解しやすさにつながったとのことだった。

演技に関しては「少し恥ずかしかった」と感じた長女も、演技のアイデア出しは非常に得意で、みんなで「掘る」という動きを表現する際も、具体的なジェスチャーで工夫していたそうだ。また、その場でできた新しい友達と一緒に活動するのが「楽しかった」と述べ、緊張はしなかったという。

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記念にもらったTシャツが「可愛かった」と大変気に入っており、翌日も着ていきたいと話していた。子どもたちにとって、技術的な学び以上に、新しい友達との交流や達成感が印象に残る体験になったようだ。

親の夢も叶った特別な体験

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Appleサマーキャンプに親として参加することは、密かな夢だった。実際はイベントは子どもがスタッフのしっかりとしたサポートを受けながら自分たちで体験をするため「子どもと参加する」と言っても見守っているだけではあったが、それでもイベント終了後は1つの夢が叶ったので幸せだった。

Appleサマーキャンプでは、補聴が必要な参加者にはリスニング用ループが提供されるなど、アクセシビリティへの配慮も行き届いている。Appleらしい包括的な体験設計で、安心して参加できる環境が整っている。

このイベントは、単なる技術体験を超えて、創造性と協調性を同時に育む貴重な機会だった。親子でデジタル技術を活用した創作活動に取り組むことで、新しい形の絆を築くことができた。

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執筆者g.O.R.i
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