Facebook、メッセンジャー向けAIパーソナルアシスタント機能「M」を提供
Facebookは現地時間2017年4月7日、「Facebookメッセンジャー」内で利用できるAIパーソナルアシスタント機能「M」をアメリカのユーザー向けに提供開始したことを発表した。
この機能は2015年8月時点で開発が明らかになったものだが、約2年越しにようやく正式機能としてリリース。
会話の内容を認識し、送金対応やアンケートの作成をサポート
AIパーソナルアシスタント「M」は一体何ができるのか。Facebook曰く、メッセージ内でやり取りされているコンテキストを認識し、送るべきステッカーの候補表示や位置情報の共有をサポートすることができるらしい。
他にも送金に関するやり取りが行われている場合はそのオプションが表示され、どこかに向かうことを計画している場合はLyftやUberを呼び出すオプションが表示されるそうだ。
Facebookさんの投稿 2017年4月5日
「M」は機械学習を使用。使い始め時点では上記のような限られた機能しか利用することができないが、使えば使うほどユーザーの傾向を学習し、よりパーソナルなアシスタントとして活躍することができるとのこと。
もちろん、この手の機能を不気味だと感じる人もいるはず。機能をまるっと無効化する方法も用意されているため、安心だ。
残念ながら記事執筆時点で「M」が利用できるのはアメリカのユーザーのみとなっているが、他の国にも将来的には利用可能になるとのこと。
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